洗顔する際に、仕上げるための過程として化粧水を使う人は多いでしょう。
しかし、その際に化粧水が浸透しないと感じた事はありませんか?
化粧水が浸透しない原因は何なのでしょうか?
今回は対策も併せて書いていきますね。
化粧水が浸透しない原因
化粧水が浸透しない原因はいくつかあります。
では早速ですが原因を見ていきましょう。
《角質が厚くなっている》
汚れや古い角質、酸化皮脂が肌の表面に残っていたり毛穴を塞いでしまっている事があります。
すると本来剥がれ落ちているはずの古い角質によるごわつきや、毛穴に残った皮脂が水溶性の栄養成分の浸透を妨げてしまいます。
《肌の新陳代謝が悪くなっている》
体の冷えからくる血行不良や睡眠不足、加齢などによって肌のターンオーバーが乱れてしまう事があります。
すると古い角質層が肌を固くし、くすみや肌荒れを招きます。
更に栄養成分の浸透を妨げてしまいます。
《加齢による肌痩せ》
年齢を重ねると、どうしても保湿や肌の構造を支える成分は減少していきます。
例えば、
- コラーゲン
- エラスチン
- 天然保湿因子(NMF)
- 脂質
- セラミド
などです。
《肌が乾燥しすぎている》
土を例に考えてみましょう。
カラカラに乾いた土に水をあげると、最初水が少し溜まってゆっくりと浸透していきます。
そして次に水をあげた時にはすぐに浸透していきます。
肌も同じで、乾燥しすぎると吸収に時間がかかってしまうんです。
なので、この場合は厳密にいうと『浸透しない』というわけではありません。
このような原因により、肌に化粧水が浸透してくれないのです。
化粧水を浸透させるための対策
化粧水を浸透させるためには、その原因に適した対策をする必要があります。
角質が厚くなっているのが原因なら、正しい洗顔方法で古い角質や酸化皮脂を取り除く事が重要です。
オイリー肌なら酵素洗顔せっけんがオススメです。
また、乾燥肌なら角栓を溶かす効果のあるマイルドなタイプのクレンジング剤などがオススメです。
肌の新陳代謝が悪くなっているなら、
- 蒸しタオルで肌を温める
- 手を温めてから化粧水をつける
など、血行を良くして肌の柔軟性を取り戻すようにしましょう。
ハンドプレスやシートマスクなどによるケアも有効です。
もちろん、体を冷やさない生活習慣・食習慣の改善が一番大事です。
加齢による肌痩せが原因なら、減少している成分が『複合的に適正量含まれた基礎化粧水』を積極的に取り入れていくようにします。
実年齢にこだわる必要はなく、肌年齢が気になり始めたら使い始めて構いません。
肌が乾燥しすぎている場合は、少量を数回に分けてゆっくりと浸透させてあげましょう。
そして肌の上に残っている化粧水が入りきってから、2回目3回目・・・と化粧水を足していきます。
すると肌にどんどん化粧水が浸透していきます。
また、肌質に合った化粧水を使うようにしましょう。
これらを実践すると化粧水が浸透しやすくなります。
肌に浸透しにくくなったなと感じ始めたら実践してみてくださいね。