私達人間の肌は全員が同じではありません。
例えば肌に何の問題もない人もいれば、脂性肌で悩んでいる人もいます。
そんな脂性肌の人は水洗顔で良いのでしょうか?
今回は脂性肌の人の洗顔方法について書いていきますね。
あなたの脂性肌は本物?偽者?
実は脂性肌といっても本物と偽者があるんです。
では違いを見ていきましょう。
《本物》
ストレスや遺伝、思春期によるホルモンバランスの乱れなどが原因です。
乾燥などは特に関係していません。
《偽者(見せかけの脂性肌)》
偽者というと聞こえが悪いですが『見せかけの脂性肌』という事です。
これは一般的に『インナードライ』『オイリードライ』と呼ばれるものです。
乾燥によって皮脂が過剰に分泌されてしまっている事が原因です。
比較してみると分かりやすいですが、偽者の方は脂性肌ではなく『乾燥肌』といえるかもしれません。
しかし皮脂の分泌が多いため、見せかけの脂性肌の人のおよそ半数は「自分は脂性肌だ」と思っているそうです。
脂性肌の人の朝の洗顔方法は?
本物と偽者、原因が異なるので当然洗顔方法も異なってきます。
ではそれぞれの洗顔方法を見ていきましょう。
《本物の脂性肌の洗顔方法》
本物の場合は原因が取り除かれない限り、脂性肌は改善されません。
まずは、
- ゴシゴシ洗わない
- 熱いお湯で洗わない
- 脱脂力の強い洗顔料は使わない
など、基本の洗顔を徹底させましょう。
洗顔をやり過ぎると脂性肌だけだったのが『脂性肌+乾燥肌の状態』になってしまいます。
そうなると、
- ニキビが異常に増える
- 肌がゴワゴワする
- 毛穴の開き・くすみが目立つようになる
といったトラブルを引き起こしてしまうおそれがあります。
なので『余分な皮脂と汚れだけを洗い流す』ような洗顔を徹底しましょう。
《偽者(見せかけの脂性肌)の洗顔方法》
偽者の脂性肌は乾燥の延長線上にあるため『洗顔料使用の回数を極限まで減らす』ことで改善されます。
- 洗い過ぎ
- エアコン
- 加齢
など、何らかの原因で肌が乾燥しているので、これ以上肌を傷つけて皮脂の分泌を加速させない事が重要なのです。
なのでできるだけ洗顔料を使わないで水だけの洗顔を試みてみましょう。
洗顔料を使わないと不安かもしれません。
しかし、特に朝は洗顔料を使わなくても落とせないような汚れや皮脂はありません。
むしろ洗顔料を使うことで必要な皮脂まで落としてしまう可能性が高いです。
そうなると余計悪化させてしまうので、朝は水だけの洗顔で十分なのです。
最後になりましたが、どちらの脂性肌でも洗い過ぎない事が大切です。
これを機に洗顔方法を見直してみてくださいね。