指先を美しく彩ってくれるマニキュア。

その種類は豊富になっており、ジェルネイルもその一つです。

 

そんなマニキュアのジェルの成分は何なのでしょうか?

また、アレルギーが起こる事はあるのでしょうか?

 

今回は上記の内容について書いていきますね。

マニキュアのジェルの成分は何?

マニキュア ジェル 成分
https://www.biteki.com/nail/nail-howto/951694

何となく使っているマニキュアのジェルですが、成分は何なのでしょうか?

ソフトジェルの主成分はウレタンやポリウレタン、ポリビニールなどのウレタン樹脂です。
ハードジェルの主成分はアクリル樹脂です。

ではその他の成分を見ていきましょう。

モノマー

ウレタン樹脂を柔らかくしてくれる成分です。
代表的なのはHEMAです。

光重合開始剤

ジェルネイルが硬化するきっかけを担う成分であり、これが含まれていないとジェルネイルは硬化してくれません。

フィラー

安定剤となる成分です。
ジェルの粘度を調整するために含まれており、乳液などにも使われています。

 

これに加えて分散剤防腐剤、カラージェルの場合は顔料が含まれています。

マニキュアのジェルでアレルギーが起こる事はある?

マニキュア ジェル アレルギー
https://cirila.jp/gelnailkit/

結論からいうとマニキュアのジェルでアレルギーが起こる事はあります。

ただしアレルギーを引き起こす成分の特定は難しいといわれています。
ジェルネイルと一口にいっても使われている成分の種類が多いためです。

 

それでもジェルネイルでアレルギーを引き起こすといわれている主な原因がいくつかあるので紹介したいと思います。

アレルギーになりやすい成分

マニキュアのジェルアレルギーを誘発する可能性があるといわれているのは、

  • HEMA
  • ベンゾフェノン
  • アクリル酸

などです。

特にHEMAは多くのメーカーがジェルネイルの原料として採用しています。

無色透明で臭いもほとんどないため、ソフトコンタクトレンズや歯の詰め物の接着剤などにも使われています。

ジェル関連でアレルギーが出る可能性のあるもの

ジェルの工程で使うものの中にアレルギーが誘発されるものがあります。

まずはジェルネイルのオフに欠かせないアセトン

そしてエタノールです。
エタノールはジェルの拭き取り用クリーナーに配合されている事が多いです。

また、紫外線アレルギーの場合はUVライトを浴びることでアレルギーを発症するおそれがあります。

 

このようにマニキュアのジェル以外が原因の可能性もあります。

かゆみや赤み、湿疹などが出たら速やかにジェルをオフして手を洗ってください。
そして症状がひどい場合はなるべく早く皮膚科を受診するようにしましょう