スキンケアで使うアイテムって物によっては高額だったりします。
また、安全と確証が持てる物を使いたいという人もいるでしょう。
そこで美容液を自作する事はできるのでしょうか?
今回は上記の内容を中心に書いていきますね。
美容液を自作する事は可能?
美容液は自作する事ができます。
使う材料も色々ありますが、今回は日本酒を使った美容液について解説します。
日本酒には肌に美容効果を与える様々な成分が入っています。
ますは、米ぬかから得られる天然エキスで『米ぬかエキス』とも言われるオリザブランです。
オリザブランには血管を広げたり肌の水分量を保ったり、乾燥を防ぐ効果が期待できます。
血行を促進しながら保湿し、且つ水分蒸発を防止して潤った肌をキープしてくれるというわけなんです。
次に紹介するのが『コウジ酸』です。
コウジ酸はチロシナーゼの作用を抑えて、メラニンが作られるのを予防してくれるといわれています。
『フルーツ酸』は『AHA』とも呼ばれ、ピーリング効果が期待できます。
この成分にはタンパク質を溶かす働きがあるため、古くなった角質や余分な皮脂を落とすといわれています。
これによって肌の新陳代謝が高まるので毛穴の詰まりや肌のくすみが改善されます。
そして『フェルラ酸』には抗酸化作用があり、アンチエイジング効果が期待できます。
このように、日本酒には肌にとって嬉しい効果のある成分が含まれているため、美容液を作るのにオススメなのです。
日本酒を使った美容液の材料と作り方
まず、この美容液は日本酒を材料に使います。
そのためお酒が苦手だったり日本酒だけは飲めないという場合はオススメできません。
では材料と作り方を見ていきましょう。
《材料》
日本酒:50ml
精製水:50ml
グリセリン:10ml(肌の状態で調整する)
あとは美容液を入れる容器(消毒・殺菌をした清潔なもの)です。
《作り方》
- 日本酒と精製水を容器に入れて混ぜ合わせる
- グリセリンを加えて更に混ぜる
- 容器に入れる
基本の作り方はたったこれだけです。
アルコールの香りが気になる人は、容器に入れてしばらく置いておきましょう。
そうすることでアルコール臭が軽減します。
グリセリンは日本酒と精製水だけでは保湿効果を得られないため加えています。
乾燥肌の人は書いてある分量よりも少し多めに加えるようにしましょう。
グリセリンの代わりにヒアルロン酸やお気に入りのオイルを加えるのもオススメです。
先ほど書いた美容効果はお酒の種類や肌との相性によって表れ方が変わってきます。
また使用する日本酒に、十分に美容効果を発揮できるくらいの成分が含まれていない可能性もあります。
最初は色々な銘柄で試してみるといいでしょう。
添加物が気になるのであれば『純米酒』がアルコール添加物が加わっていないので安心ですよ。