多くの女性が美白に関心があると思います。
そんな美白にはハイドロキノンという薬が良いという話があります。
果たしてハイドロキノンを遣うと副作用などはあるのでしょうか?
今回は上記の内容を中心に書いていきますね。
美白にハイドロキノンを使うと副作用がある?
ハイドロキノンには『チロシナーゼ』という、メラニン色素を合成する酵素を抑制する働きをしてくれます。
それだけでなく、メラニン色素の元であるメラノサイトを破壊してしまうほどの働きもあり、美白効果は一般的な美白化粧品の何百倍ともいわれています。
このように優秀なので美白効果に期待してハイドロキノンを使う人も多いです。
しかし効果は高いですが、使い方を間違えると副作用が起きるおそれがあります。
ではその副作用を見ていきましょう。
《肌に赤みが出る》
ハイドロキノンには濃度があります。
濃度が高い場合、メラニンを作らせない効果も高くなります。
ところが濃度によって肌の深い部分まで入りやすいので、赤く炎症を起こす可能性も高くなってしまいます。
《白斑》
白斑は肌の一部が白くなります。
これは肌の色素細胞であるメラノサイトが減少したり消失したりすることが原因で起こります。
ハイドロキノンを塗り過ぎたなど、間違った使い方をした場合になる可能性が高いといわれています。
このように、副作用は間違った用量や使い方をした場合に出やすいようです。
ハイドロキノンの正しい使い方とは?
まず使う前に注意点を見ていきましょう。
・高い美白効果を期待するのであれば皮膚科で処方してもらう
・腕の内側などの目立たない部分で必ずパッチテストを行う
・最初から高濃度のものは使わず、1~3%から試す
→純粋なハイドロキノン液を自己判断で使う場合は必ず5%未満までで抑える
・妊娠中は使用しない
・1日1回、夜の洗顔後のみ使う
・期間を守り冷蔵庫で保存する
これらの点に注意してください。
では使い方です。
①夜の洗顔後、化粧水やローションなどをする
②すべての工程が終わって、ハイドロキノンは必ず最後につける
これはどういうことかというと、例えばつっぱり感があるなら『ローション→乳液または美容クリーム→ハイドロキノン』といった感じで、とにかくハイドロキノンを最後にするんです。
最後に塗る理由は、途中で塗ると顔全体にまだらに広がってしまい、白斑になるおそれがあるためです。
そして顔全体には絶対に塗らないようにしてください。
ハイドロキノンはメラノサイトを破壊してしまうほどの美白効果の威力があります。
必ずピンポイントで気になる部分にだけ、綿棒を使って塗るようにしてください。
また、ハイドロキノンを使い始めた肌は紫外線に対してとても弱くなっています。
なので紫外線対策はしっかりと行ってくださいね。