脂性肌ってお化粧が崩れやすかったりと悩みがちですよね。
そんな脂性肌と腎臓って何か関係性はあるのでしょうか?
また、原因や病気の可能性はあるのでしょうか?
今回は上記の疑問と脂性肌について書いていきますね。
脂性肌とは?
まずはこちらから書いていきますね。
脂性肌は別名「オイリー肌」とも呼ばれます。
その名の通り、皮脂が必要以上に分泌されている状態の肌です。
皮脂は毛穴の中にある『皮脂腺』という器官で作られるのですが、何らかにの原因によって皮脂腺の働きが過剰になってしまう事があります。
そして肌がベタついたりテカって見えます。
化粧をしている場合、メイクが皮脂と混ざって肌から浮いてしまい、化粧崩れしやすくなるというデメリットがあります。
脂性肌と腎臓の関係性は?原因や病気の可能性は?
脂性肌と腎臓の関係性ですが・・・。
脂性肌の原因は皮脂腺の働きが何らかの原因で活発になり過ぎたせいです。
皮脂腺の働きは様々なホルモンに影響されています。
中でも『アンドロゲン』という男性ホルモンが皮脂腺の発達や機能の亢進に最も多く関わっています。
アンドロゲンの中で代表的なものが『テストステロン』です。
アンドロゲンの分泌量が増えると皮脂腺の機能が亢進し、結果皮脂の分泌量が増えるというわけなんですね。
このアンドロゲンは女性の場合、副腎や卵巣で分泌されています。
「副腎なら腎臓は関係ないのでは?」と思うかもしれませんが、副腎では腎臓の働きに関わる『アルドステロン』が分泌されています。
腎臓と脂性肌に直接的な関係はないかもしれませんが、副腎に異常がある事によって腎臓にも何かしらの悪影響が出るおそれはあるのです。
こうなってしまう原因ですが主にストレスである可能性が高いです。
ストレスを感じると脳は交感神経を優位に導き、体をストレスに対応できる状態にします。
交感神経が優位になるとテストステロンの分泌が活発になり、皮脂が作られやすくなるのです。
ストレスは女性ホルモンのバランスも乱すので、体内で男性ホルモンが優位になることで更に皮脂腺を刺激してしまうのです。