スキンケアをする時に洗顔やメイク落としをしますよね。
肌の健康な状態で維持するためには欠かせない工程です。
ところでこの2つ、どちらも肌の汚れを落とすというイメージを持っている人が多いと思いますが、具体的には何が違うのでしょうか？
洗顔とメイク落としの違いは何なのでしょうか？
今回は上記の内容について書いていきますね。
洗顔とメイク落としの違いは？一緒？
スキンケアにおいてよく耳にする洗顔とメイク落としという言葉。
どちらも肌の汚れを落とすという点では同じイメージがありますよね。
ただ洗顔とメイク落としではそれぞれ得意とする汚れの種類が異なります。
洗顔は、
- 汗
- 皮脂
- 古い角質
- ホコリ
といった汚れを落としています。
つまり水溶性の汚れですね。
一方の化粧落としは、
- メイク
- 毛穴に詰まった角栓
- 黒ずみ
といった汚れを落としています。
こちらは油性の汚れです。
洗顔もメイクもお肌に付いている汚れを落とすという目的は同じです。
しかしメイクを落としたいのに洗顔をしても落ちませんし、その逆もまた然りというわけですね。
洗顔や化粧落としで注意する点は？
誤った洗顔や化粧落としをするとちゃんと洗えていなかったり、肌への負担になったり等のデメリットとなります。
そこで洗顔や化粧落としの際の注意点を紹介したいと思います。
①乾いた手肌に使う(化粧落とし)
化粧落としは濡れた状態の手肌で使うと本来の効果が弱まる可能性があります。
実は“濡れた手で使える”と謳っている製品でも乾いた状態の方が効果がアップします。
②必ず使用量を守る(化粧落とし)
量が少ないと肌を摩擦する原因になります。
また、多くても効果がアップするという事はありません。
ナチュラルメイクの日であってもパッケージに記載されている推奨量を守るようにしましょう。
③キメ細かいたっぷりの泡で洗う(洗顔)
たっぷりのキメ細かい泡で洗うのが洗顔におけるポイントです。
洗顔料を適量とって水を“少量ずつ”加えて泡立てていきましょう。
一気にたくさんの水を加えると水っぽい仕上がりになるので注意してください。
④とにかく“優しく”を意識する(洗顔・化粧落とし)
人間の肌はかなりデリケートです。
強く擦った方が汚れが落ちそうですが、摩擦は肌への負担となります。
その結果、肌荒れや乾燥など肌トラブルの原因となるおそれも。
洗顔時はたっぷりの泡をクッションにして泡を転がすイメージで、化粧落としは指の腹を使って優しく円を描くようにクルクルと馴染ませましょう。
⑤“素早く”する事が重要
丁寧にする事も大事ですが、化粧落としや洗顔料は肌に乗せている時間が長ければ長いほど肌の負担となります。
それが乾燥を招く事になりかねません。
化粧落としも洗顔もそれぞれ目安は1分以内です。
正しくケアすることで肌への負担が少なくなり、綺麗で健康的な肌を維持できます。
肌の悩みを抱えている人こそ、ぜひ試してみてくださいね。
