唇が乾燥して荒れると「たらこ唇」になってしまうのでしょうか?
また、対策や治し方はあるのでしょうか?
今回はその2点について書いていきますね。
たらこ唇の原因は?
唇が乾燥すると荒れてしまい、その時に腫れる場合もあるかと思います。
しかしそれは腫れが引けば治まるので、たらこ唇ではありません。
ではたらこ唇の原因とは何なのでしょうか?
主な原因は4つあります。
《原因1》歯並び
意外な事に、歯並びがたらこ唇の大きな原因となりうるんです。
いわゆる『出っ歯』になっていると唇が歯に押されるようにして突き出されるため、唇の内側がめくれるように露出します。
これがたらこ唇の原因です。
この場合、口を開けている事が多いので余計にたらこ唇になりやすく、口を閉じていても舌が無意識のうちに歯を押してしまっている状態になっている事があります。
その状態が続く事で、出っ歯もたらこ唇も更にひどくなりがちに・・・。
《原因2》表情筋の衰え
口周りの表情筋(口輪筋)の筋肉が衰えたために、たらこ唇になる場合があります。
もともと唇が厚い人の唇がたるむとしまりのないたらこ唇になって余計目立ってしまうのです。
他にも、
・口呼吸によって唇が前に突き出されやすくなる
・顎のゆがみによって歯並びや噛み合わせが悪くなるため唇のしまりが悪い
等の事が原因でたらこ唇になる事もあるようです。
対処法や治し方は?
歯並びが原因なら舌の中心を上あごの真ん中辺りに置くように意識しましょう。
自然な形で口を閉じる事ができます。
この方法で出っ歯もたらこ唇の両方が改善できたら一石二鳥ですよね。
また、表情筋の衰えが原因なら、表情筋を鍛える事でたらこ唇が改善される可能性があります。
表情筋を鍛えるトレーニングを毎日行うようにしましょう。
口呼吸が原因の場合は意識して口を閉じて鼻呼吸を心がける、顎のゆがみが原因であれば頬づえをやめたり仰向けで寝たり、いつもの反対側を下にして寝たりするようにしましょう。
もともとたらこ唇の人は、これらの方法で治ったとしてもその後放置すれば再びたらこ唇になってしまう可能性が高いんです。
これは体質的なものなので、例えたらこ唇が治ったとしても元に戻らないように意識するようにしてくださいね。