ニキビを誘発する食べ物として注意すべきものは何でしょうか?
また、逆にニキビに有効な食べ物って何なのでしょうか?
今回はこの点について書いていきますね。
ニキビを誘発する食べ物とは?
ニキビを誘発してしまう食べ物ですが・・・。
実は特定の食べ物をとニキビとの関係は明確ではないともいわれています。
この食べ物を食べたからニキビができる!という直接的な理由と言い難いんです。
でも皮脂の主成分の一つであるトリグリセリドの増加を避けるために動物性脂肪や糖質の過剰摂取は避けた方がいいです。
では食べ物に含まれていて、ニキビを誘発する恐れのある成分についてもう少し見ていきましょう。
《乳製品》
性腺刺激ホルモン放出ホルモン、プロラクチン、プロゲステロン等、体内のホルモンを刺激するものが乳製品には含まれています。
摂取し過ぎると毛穴が詰まりやすくなったりオイリー肌になってニキビを誘発する恐れがあるのです。
《海藻類》
ワカメや昆布、ひじき、めかぶ等の海藻類に含まれているヨウ素は、過剰摂取する事で皮脂腺から余分なものを体外に排出します。
この時に皮脂腺が活発に働くためニキビが悪化する場合があります。
《生卵》
生卵の卵白に含まれる成分アビジンは、卵黄に含まれるビオチンというビタミンの吸収を妨げてしまいます。
ビオチンには皮膚の潤いを保って炎症を抑える効果があります。
このビオチンが不足する事によってニキビが悪化したり肌荒れを起こしやすくなってしまいます。
ただし、どれもむやみに我慢し過ぎるとかえってストレスとなってニキビができてしまう事があります。
なので無理のない、できる範囲で気を付けるようにしましょう。
ニキビに有効な食べ物とは?
では逆にニキビに有効な食べ物とは何でしょうか?
イチゴやレモン、緑黄色野菜に含まれているビタミンCは、多く摂取しても体内に貯蓄されずに尿として排泄されるので、毎日少しずつでも摂るようにしましょう。
お勧めのメニューは鶏の水炊きや魚介を中心とした鍋物です。
鍋なら水溶性のビタミンCでも効率よく摂取できますし、野菜もたくさん摂れます。
ビタミンB2、B6はニキビの原因となる脂質の代謝を促進し、皮脂の分泌を抑える働きがあります。
特に卵や魚類、大豆やチーズがお勧めです。
「卵とチーズ(乳製品)ってさっき誘発する食べ物として挙がってなかった?」と思った人もいるでしょう。
卵は生の状態がよくないのですし、チーズも摂り過ぎなければ逆に有益なものになるんです。
他の食品にもいえる事ですが、適度に摂取する事が大事という事なんですね。