ハンドクリームは手を保護してくれるので欠かさず使っている人も多いのではないでしょうか。
ところでハンドクリームにも色々ありますが、尿素配合のものがありますよね。
尿素配合のハンドクリームは痛かったりしみたりして悪いのでしょうか?
今回は上記の内容について書いていきますね。
尿素配合のハンドクリームは痛い?しみる?
尿素が配合されているハンドクリームを塗って、痛かったりしみたりする場合があります。
それはヒビやあかぎれなど、手荒れしている場合です。
手荒れしている時に「保湿に優れているから・・・」といって尿素配合のハンドクリームを塗るのはNGです。
尿素は刺激が強いため傷の部分にハンドクリームが入るとしみますし、症状を悪化させるおそれがあるんです。
尿素はタンパク質を分解して角質を柔らかくする効果があります。
そんな尿素を使い続けると角質を分解し続け、肌のバリア機能が未熟になってしまいます。
そのため、肌荒れしている肌には逆効果になってしまうんです。
肌荒れ以外に尿素配合のハンドクリームが向いていないケース
尿素配合のハンドクリームは効果が高い反面、使い方を間違えると肌にダメージを与えてしまいます。
では尿素配合のハンドクリームが向いていないケースを見ていきましょう。
《敏感肌》
尿素は刺激が強いため、敏感肌の場合は肌に合わない可能性があります。
使うとかゆみが出たり肌荒れといった副作用が出るおそれがあるんです。
使い始めは良い感じという事も多いです。
しかし使い続けていくことで赤みが出てきたり、ピリピリと痛みが出てくる場合があります。
なので敏感肌だと自覚している人は使う際は注意してください。
《10代の若い肌》
クリームによっては小さいお子様への使用を控えるように注意書きのあるものも存在します。
この点からも分かるように、尿素配合クリームは10代の若い肌には向いていません。
尿素配合クリームは年齢を重ねて角質が体積したガサガサ肌を柔らかくしたい人に向いています。
若い肌は角質が少なくて肌も柔らかいです。
そのため尿素配合クリームを使うと乾燥やかゆみを引き起こしたりして逆効果になってしまう事もあるんです。
《健康的な肌》
これは意外に思う人も多いかもしれませんね。
尿素配合のクリームを問題のない健康な箇所に使い続けると、バリア機能が失われてその後の肌荒れを引き起こす原因となってしまいます。
ゴワつきや乾燥を感じる箇所にのみ使う事をオススメします。
尿素配合のクリームは使い方さえ間違えなければとても効果的です。
なので正しい使い方をしっかりと把握してから使っていくようにしましょう。