ハイドロキノンという成分を聞いた事がありますか?
海外では古くからシミ治療において採用されている成分で、シミに効果があると期待できるそうです。
そんなハイドロキノンを使ったクリームにはどのような効果があるのでしょうか?
そして副作用はないのでしょうか?
今回はこの2点について書いていきますね。
ハイドロキノンのクリームの効果とは?
日本ではまだ歴史が浅いので、知名度はあまり高くない成分です。
ですが海外では古くからシミの治療にハイドロキノンが使われています。
ハイドロキノンは、シミの原因であるメラニン色素の生成を抑えるだけではありません。
メラニン色素そのものを作る細胞を減少させます。
その働きから、肌の漂白剤とも呼ばれています。
近年ではシミを予防成分として様々な成分がありますよね。
その中でも有名な成分としてビタミンCやプラセンタなどがあります。
しかしハイドロキノンはそれら美白成分の10~100倍の効果があるといわれているんです。
またビタミンCやプラセンタなどはシミの予防に効果がありますが、ハイドロキノンはそれだけでなく、皮膚に沈着したメラニン色素にまで働きかけるんです。
副作用はないの?
効果が期待できる半面、非常に強い成分であるため人によっては肌に合わない事があります。
炎症や赤みが出るので、その場合は使用を中止して皮膚科医に診察してもらってください。
また、長期間使用したり高濃度ハイドロキノンの使用により、白斑が出るおそれがあるといわれています。
6%以上の高濃度のハイドロキノンの継続使用、または低濃度であっても1年以上の長期的に同じ部分に使うと白斑となる可能性があります。
濃度が4%以下であれば一般的な使用状況下では白斑は出にくいとされています。
※あくまでも可能性の話であり、実際に白斑になったという症例は確認されていません。
とはいえ、ないとは言い切れないので、使用の際は注意しておきましょう。