ニキビってできると赤くなったり痛かったりと気になりますよね。
効果の期待できる対処法があれば何かしら試したいものです。
ニキビができたらどうするのがいいのでしょうか?
また、歯磨き粉が効くって本当なのでしょうか?
今回は上記の内容について書いていきますね。
ニキビができたらどうするのがいい?
ニキビができたら少しでも早く対処したいですよね。
放っておくと痛みが出たり赤みがひどくなったり・・・。
ではニキビができたらどうするのがいいのでしょうか?
まずニキビを潰すのは絶対にしないでください。
特に赤いニキビは炎症が起きている状態です。
そのニキビに刺激を与えてしまうと更に炎症が悪化してしまいます。
症状が悪化するだけでなく痕も残ってしまうので、潰すのは絶対にやってはいけない行為です。
ニキビを早く確実に治したいのなら皮膚科を受診するようにしましょう。
ニキビくらいで大袈裟過ぎでは・・・と思うかもしれません。
しかし最近では保険内診療でも角質の代謝を改善して毛穴の詰まりを除去したりも可能です。
また、炎症を抑えるなどニキビに効果的な塗り薬を処方してもらったりもできます。
なお処方された薬は医者の許可なくやめないようにしましょう。
自己判断でやめてしまうと再発の原因となります。
ニキビができたら歯磨き粉が効く・・・本当?
ところで“ニキビに歯磨き粉が効く”という話を聞いた事はありませんか?
口の中を清潔にしてくれる歯磨き粉ならニキビに効果が期待できなそうな気がしますよね。
果たしてニキビができたら歯磨き粉が効くというのは本当なのでしょうか?
結論からいうとニキビに歯磨き粉を塗るのはNGです。
当然ですが歯磨き粉は歯を磨くために作られており、ニキビのケアのために作られていません。
歯磨き粉には殺菌作用や抗炎症作用があるので、一見するとニキビに効果が期待できそうですよね。
しかし歯磨き粉をニキビに塗るのは肌へのリスクが大き過ぎます。
まず歯磨き粉には研磨剤が含まれています。
肌に塗ると研磨剤の効果で微量ではあるものの肌が削られてしまいます。
そして多くの歯磨き粉は発泡しますが、これは主に界面活性剤の“ラウリル硫酸ナトリウム”によるものです。
界面活性剤には色々な種類があって化粧品にも使われています。
しかし歯磨き粉の界面活性剤の場合はニキビに対してまったく意味がありません。
むしろ余計な刺激となる可能性すらあります。
ニキビができている肌はバリア機能が損なわれていたり肌のターンオーバーが上手く機能していません。
そのため研磨剤や界面活性剤などでニキビが悪化したり肌トラブルを引き起こすおそれがあります。
なのでニキビができても歯磨き粉は使わないようにしましょう。