ピーナッツって美味しいのでよく食べているという人もいるのではないでしょうか。
でも『ピーナッツを食べ過ぎるとニキビが悪化する』という話を聞いた事はありませんか?
果たしてピーナッツの食べ過ぎでニキビが悪化する事はあるのでしょうか?
今回は上記の内容について書いていきますね。
ピーナッツの食べ過ぎでニキビは悪化する?
ピーナッツには脂質が多く含まれています。
脂質の摂り過ぎは皮脂分泌を増やして毛穴を詰まらせます。
皮脂の過剰分泌による毛穴の詰まりはニキビの原因なので、ピーナッツの食べ過ぎはニキビの原因となり得ます。
しかしあくまでも『食べ過ぎた場合』です。
適量さえ守ればニキビが悪化するリスクも低くなりますし、後述するメリットもあります。
ちなみにピーナッツの脂質ですが、
乾燥ピーナッツ(乾燥落花生):47.5g
ピーナッツバター:50.7g
バターピーナッツ(バターで炒めたピーナッツ):51.3g
このように加工されると脂質の割合が高くなるので注意が必要です。
なお食べる量の1日の目安は、
加工されていないピーナッツ:30粒程度
ピーナッツバター:大さじ1杯(17g程度)
とされています。
ただしピーナッツ以外にも脂質を摂取している場合は、これよりも減らすようにしてください。
ピーナッツの成分はニキビ予防にも効果あり!?
実はピーナッツにはニキビを予防の効果が期待できる成分も含まれているんです。
ビタミンB群
《パンテトン酸》
肌のターンオーバーを助ける働きがあり、ニキビのできにくい肌環境を維持してくれます。
《ビオチン》
炭水化物、脂質、タンパク質の代謝をサポートすることで皮膚の健康をキープしてくれます。
そのためニキビ予防にも効果が期待できます。
ビタミンE
ビタミンEは強い抗酸化作用を持っています。
抗酸化作用とは活性酸素の害から身体を守る働きの事です。
ニキビの悪化の原因の1つとして活性酸素が皮膚の炎症を引き起こす事があります。
ビタミンEの抗酸化作用がこれを防いでくれるのでニキビ悪化の予防に役立つのです。
また、ビタミンEには血行を良くする働きがあり、肌のターンオーバーを活発化してくれます。
その結果ニキビのできにくい健やかや肌を維持できるのです。
更にピーナッツにはオレイン酸という不飽和脂肪酸が含まれています。
オレイン酸は腸の運動を活発にする働きがあるので、便秘改善効果も期待できます。
つまり、便秘が原因のニキビにも効果的といえるでしょう。