ニキビができると気になってしょうがないですよね。
下手すると痕が残ってしまう厄介なニキビ、何とかしたいところです。
そんなニキビを治すのにワセリンラップは効果的でしょうか?
また、効果的だった場合やり方はどうすればいいのでしょうか?
今回はこれらの点について書いていきますね。
ニキビを治すのにワセリンラップは効果的?
“ワセリンがニキビに効く”という話を聞いた事がある人がいるかもしれません。
しかしワセリンには薬効成分は含まれていません。
殺菌効果や消炎効果もないので、ワセリンがニキビの治療薬になるというわけではありません。
それどころかニキビによってはワセリンを使うことで悪化するおそれもあります。
ワセリンの不純物による悪化
精製度の低いワセリンは特に要注意です。
ワセリンは基本的に副作用は起こりにくいですが、不純物が混じっている場合に拒否反応を起こす可能性があります。
特にニキビができている時の肌は刺激を受けやすい状態となっています。
ワセリンによるアクネ菌の増殖
炎症を起こしているいわゆる“赤ニキビ”の場合、ワセリンを使うと逆効果となります。
アクネ菌は空気の少ない所で増殖するという性質があり、ワセリンを塗ることでアクネ菌が増殖してしまうんです。
結果的にニキビを悪化させるだけでなく、新たなニキビの原因となってしまいます。
唯一、肌の乾燥が原因のニキビの場合は多少の効果が期待できるとされています。
しかしラップまでする必要はないでしょう。
ニキビ対策に効果的なワセリンの使い方は?
ワセリンはニキビを治すというよりニキビができないように予防目的として使うのが効果的です。
その際に使うワセリンは少量で十分です。
ではニキビ対策に効果的なワセリンの使い方を見ていきましょう。
マスクニキビ・肌荒れ対策
緩和されたとはいえ、今でもマスクを着用している人は多いです。
ただマスクって意外と肌と擦れるんですよね・・・。
マスクをつける・外す、ズレたのを直す・・・等々、これだけでも肌との摩擦は生じます。
その結果、マスクと肌の摩擦により肌荒れを引き起こしてしまうんです。
この摩擦を軽減してくれるのがワセリンです。
ワセリンをマスクが擦れる部分に塗るだけで摩擦が軽減されます。
乾燥対策
ワセリンは肌の保護や保湿に効果が期待できます。
ニキビができる前の乾燥肌に使用することでニキビができるのを防げます。
ワセリンはあくまでもニキビができにくくするための“予防”であって、ニキビを“治す”わけではないという点に注意してくださいね。