冷蔵庫でパックを冷やして使うという話を聞いた事ありませんか?
冷やしたパックって、ひんやりとしてとても気持ち良さそうですよね。
ところでパックを冷蔵庫で冷やす事によって効果は上がったりするのでしょうか?
今回は上記の内容について書いていきますね。
パックを冷蔵庫で冷やすと効果は上がる?
冷たいパックは毛穴を引き締める効果がありそうな気がしますがNGです。
体温が1℃下がると体の免疫機能は30%下がるといわれています。
35℃代の低体温だと肌の皮膚温度も低い事が多いため、肌トラブルを招くおそれがあります。
実際に、肌を冷やすことで肌のバリア機能も低下してしまうという研究結果もあるようです。
顔が冷えると、
- 肌の乾燥やくすみの原因となるおそれ
- 新陳代謝が衰えてターンオーバーが乱れる
といった問題があります。
つまりパックで肌を冷やすのは逆効果なのです。
顔の冷え対策
では顔を冷やさずに温める方法を見ていきましょう。
《血行を良くする》
特に目元は血管が多いので、冷えると鬱血しがちです。
目元をホットタオルなどで温めることでクマ防止になります。
目の下を指で軽くトントンと叩いてタッピングしましょう。
《冷たい風に当たり過ぎない》
冷たい風に当たり過ぎると肌が乾燥してしまいます。
長時間外にいる時はマスクなどで冷たい外気から守るようにしましょう。
《顔を洗う時は必ずぬるま湯で》
朝起きていきなり冷たい水で洗ってしまうと肌の温度を下がるため、肌のバリア機能が低下してしまいます。
肌のために、ぬるま湯で顔を洗うようにしましょう。
《スキンケア商品を冷蔵庫で冷やさない》
パックはもちろん、化粧水も冷蔵庫で冷やしたものを使わないようにしましょう。
せっかく温まった肌を急激に冷やしてはお風呂の意味がありません。
《化粧水やクリームなどは手で温めてから肌に》
ひんやりすると毛穴がキュッと引き締まった感じがしますが、あくまでも一時的なものです。
温まるとまた元に戻ってしまいます。
先ほども書いたように、肌を急激に冷やすと肌のバリア機能が低下し、肌トラブルを招いてしまいます。
肌を温めて血行を良くし、免疫力を高める方が綺麗な肌になりますよ。