スキンケアの一環として、パックをしている人も多いでしょう。
そんなパックですが、効果的なタイミングってあると思いますか?
たとえば夜するのと朝の化粧前にするのでは、どちらがタイミング的に効果的なのでしょうか?
今回は上記の内容について書いていきますね。
パックのタイミング=夜?
ドラマなどでも夜にパックをしていたりして、パック=夜っていうイメージがありますよね。
夜、しかも寝る前がいいといわれるのには理由があります。
ではその理由について見ていきましょう。
①肌のターンオーバーのゴールデンタイムが夜の23時~2時だから
肌にはゴールデンタイムというものが存在します。
最近では『成長ホルモンは睡眠後3時間以内に分泌されるので、寝始める時刻は関係ない』という説も出てきています。
ですが熟睡を前提とするなら良質な睡眠を促す『メラトニン』が関係してきます。
メラトニンが多く分泌されるのは21~23時なので、成長ホルモンと合わさる時間帯がちょうどゴールデンタイムというわけなんですね。
②お風呂上がりで毛穴が開いているから
お風呂に入った直後は顔に蒸気が当たっていたことにより毛穴が開きます。
この状態は毛穴に詰まった老廃物やメイク汚れが取れやすくなっていて、保湿力も高まっています。
これは肌の乾燥も改善されやすい状態なんです。
この状態の肌に美容液と同じ効果のあるパックを使うと、より一層肌に吸収されます。
このように、夜にパックをするのは肌に嬉しい効果が期待できるのです。
朝パックはどうなの?
では朝にパックをしても効果はないのかというと、そういうわけではありません。
ただし、夜にパックするのとは異なった効果が得られます。
最近では朝食や着替えの時にパックをする人も多いそうですが、その理由は化粧崩れを防げるからです。
朝パックの効果は『保湿をして化粧崩れを防いでくれる』ことなんです。
ですが夜にするパックの時と違い、保湿以外の効果はありません。
夜のパックには保湿以外にも美白、角質や汚れ落とし、くすみ取り効果などもあります。
どちらかしかパックしないというのであれば、パックのタイミングは夜が効果的です。