ニキビができると肌を清潔にした方がよさそうなイメージありませんか?
肌を清潔にするための方法といえば洗顔です。
果たしてニキビの時に洗顔をするのは効果的なのでしょうか?
それとも逆効果なのでしょうか?
今回は上記の内容について書いていきますね。
ニキビの時に洗顔は効果的?逆効果?
結論からいうと、洗顔をすることでニキビの改善に繋がります。
しかしこれはあくまでも『正しい方法で洗顔した場合』に限られます。
適当に洗顔していると良くならないばかりか、逆に症状が悪化するおそれもあるんです。
まず、ニキビ肌やニキビを悪化させてしまうNG行動というのがあります。
- 洗顔の前に手を洗ってない
- ゴシゴシと擦るように洗顔している
- 熱いお湯または冷たい水ですすいでいる
- 洗顔料の量が少な過ぎる
- 洗顔に時間をかけ過ぎている
- すすぎに時間をかけない
- シャワーを直接肌に当てて流している
- 1日3回以上の洗顔をしている
- 洗顔後に擦るようにしてタオルで拭いている
もしもこれまでにこういった行動をしていたのなら、直ちにやめましょう。
ニキビ肌を傷つけずにニキビ肌を改善する洗顔方法
先ほども書いたように『正しい方法で洗顔』をすればニキビの改善に繋がります。
そこで正しい洗顔方法を見ていきましょう。
(1)手を洗って清潔にする
洗顔前にきちんと手を洗いましょう。
水洗いでは手についている雑菌を落とせないので、必ずハンドソープを使って洗います。
(2)ぬるま湯で顔を洗う
この段階であらかじめ落とせる汚れは落としておきます。
この工程を入れるかどうかで、後の汚れの落ち具合もかなり変わってきます。
なお、お湯の温度は32~34℃くらいが目安です。
(3)洗顔料を手にとって泡立たせる
ニキビを悪化させないためには、泡を肌の上でコロコロ転がすように撫でながら洗う必要があります。
それと、泡立ちが悪いと洗顔料の濃度が濃くなって肌への負担となります。
なのでしっかりと泡立たせましょう。
泡立てネットなら簡単にふわふわの泡が作れるのでオススメです。
(4)Tゾーンに泡を乗せて転がす
手に力を入れず、泡だけを転がすようにして、中指と薬指の腹でクルクルとなじませていきます。
Tゾーンの油分が気になる場合はその部分だけ特に意識して念入りに泡を転がしましょう。
(5)顎や頬のUゾーンに泡をのせてなじませる
顎と首の境目も忘れてしまいがちなので、この時に忘れないようにしましょう。
この時も力を入れ過ぎないように注意してください。
(6)皮膚の薄い目元や口元を軽くなじませる
目元→口元の順で泡をのせ、泡でクルクルとマッサージするように顔を撫でていきます。
目元や口元は皮膚が薄いので軽く伸ばす程度で大丈夫です。
(7)ぬるま湯で十分にすすぐ
ぬるま湯で丁寧にしっかりと流していきます。
洗顔料のすすぎ残しは大人ニキビの大きな原因の1つです。
特に顎や髪の生え際、フェイスラインを意識して優しく洗い流しましょう。
なお、すすぎの回数の理想は30回といわれています。
(8)タオルを肌に優しく押し当てて水気を吸い取る
清潔なタオルで赤ちゃんの肌に触れるように、優しくポンポンと押さえるようにして拭き取ります。
また、高級なタオルである必要はありませんが、できるだけふわふわで肌触りの良いタオルを選ぶといいでしょう。
いずれも肌を傷つけない事を意識してくださいね。