足の裏や鼻って角質が溜まりやすい箇所ですよね。
そんな足の裏や鼻の角質ケアは病院で行ってもらってもいいのでしょうか?
また、その場合は何科に行くべきなのでしょうか?
今回は上記の内容について書いていきますね。
足の裏の角質ケアは病院で可能?
足の裏、特にかかとは角質が溜まりやすい箇所です。
そんなかかとの角質は、軽い症状であれば酢や重曹などを使ってケアすることが可能です。
しかしあまりにもひどい場合は病院でケアしてもらった方がいいでしょう。
なお、行くのは皮膚科やフットケア科のある医療機関で大丈夫です。
かかとの角質除去するのに病院に行った方がいいのは以下のケースです。
かかとのガサガサ角質が急に拡大した
ガサガサとした角質の症状の部位が急に拡大した場合は、他の病気との合併症も考えられます。
なのでまずは病院に行って適切な処置のアドバイスを貰ってください。
痛みやかゆみがひどくなった
ガサガサ角質に多少のかゆみは伴います。
しかしそのかゆみがどんどんひどくなっていったり、かゆみだけでなく痛みも伴ってきた場合はすぐに病院に相談してください。
セルフケアで角質を削り過ぎた
セルフケアで軽石やヤスリで角質を削っている人は多いでしょう。
『ツルツルにしたい』という思いが強いあまり、ついつい削り過ぎてしまうことは少なくありません。
削り過ぎてしまうと更に症状を悪化させることに繋がってしまうので、一度病院で相談しましょう。
角質の症状がひどくなった場合は、水虫といった別の病気も考えられます。
最悪の場合、歩くのも困難になるケースもあるので、異常を感じたら病院に行って診察してもらいましょう。
鼻の角質ケアは病院で可能?
足の裏と同様に、鼻の角質ケアも病院で可能です。
皮膚科か美容皮膚科に行くといいでしょう。
ただし、美容皮膚科だと保険適用外の治療も多いので注意してください。
ではどのような治療方法があるのか見ていきましょう。
角栓吸引
ニキビやニキビ跡にも効果的な方法です。
毛穴に詰まった皮脂や古い角質が混ざってしまい、硬くなってしまった角栓を柔らかくして取り除きます。
角栓を柔らかくする溶剤を塗布してスチーマーを当てて角栓をゆるめます。
吸引したら毛穴を引き締めるケアをします。
角栓除去だけでなく開いた毛穴を引き締めることが可能です。
ケミカルピーリング
ピーリング剤を使って古い角質を取り除き、肌の新陳代謝を促す方法です。
ピーリング剤はさとうきびなどのフルーツ酸を使ったものです。
表皮細胞の増殖をスムーズに促せるため、肌の新陳代謝が活発になって美肌づくりを作るサイクルを安定させられます。
施術時間はトータルで30分程度、治療後は化粧をして帰宅できるという手軽さも魅力です。
CO2フラクショナルレーザー治療
微細なレーザーを点状に当てることで肌に穴を開けて、コラーゲンの生成や新陳代謝を促す方法です。
局部麻酔をして行えるレーザー治療なので痛みは感じません。
また肌への負担も最小限に抑えられます。
回復も早く、新陳代謝を正常化するので鼻の角栓や黒ずみ、ニキビ跡の改善に効果が期待できます。
他にも毛穴レーザー治療や吸引付きマッサージなどもあるので、自分に合った方法を選ぶようにしましょう。
なお、名称や治療内容は皮膚科によって異なりますので注意してくださいね。