水仕事で手荒れやひび割れが起きるとつらいですよね。
そんな人にはハンドクリームが必須なのでしょうか?
今回は上記の内容を中心に書いていきますね。
症状別にオススメのハンドクリーム
ハンドクリームは手をケアしてくれるので可能な限り使った方がいいでしょう。
しかし、症状に合ったハンドクリームを使わないと意味がありません。
また、前提として軽度の手荒れやひび割れの場合は尿素系のハンドクリームは避けましょう。
尿素は刺激が強いため、手荒れやひび割れなどで皮膚が弱った状態の時に使うと逆にバリア機能を奪ってしまうからです。
では症状別に適したハンドクリームを見ていきましょう。
《水仕事などで手を酷使したことによる手荒れ》
手を酷使している人の手荒れは刺激物が肌に入り込むことが主な原因です。
なので保湿してもなかなか症状が改善しないことが多いです。
そこで角質層に浸透して保護膜を作り、刺激物から保護してくれるタイプのハンドクリームがオススメです。
《ひび割れ、あかぎれがひどい手荒れ》
ひび割れやあかぎれがひどい手荒れには、ビタミン系のハンドクリームがオススメです。
このタイプにはビタミンA、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンEが配合されています。
これらのビタミンが手の血行を促進して肌のターンオーバーを促してくれ、ひび割れやあかぎれといった症状に効果を発揮してくれます。
またしもやけにも効果的なので、冷たい水仕事による手荒れにも効果的です。
他にも、
乾燥がひどい手荒れ:セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲンなどが配合された保湿力が高いハンドクリーム
ゴワつきがひどい手荒れ:尿素入りのハンドクリーム
痒みがひどい手荒れ:痒みを鎮める成分が配合されたハンドクリーム
などがあります。
ハンドクリームを使いたくない場合は?
どうしてもハンドクリームを使いたくないという場合はワセリンを使うといいです。
ワセリンは肌の表面に油膜を張って刺激から肌を守るバリア機能があります。
また刺激が少なくアレルギー反応も少ないため赤ちゃんでも使えます。
そしてひび割れやあかぎれといった傷があっても使えるんです。
そのため、ハンドクリームの代わりとしてよく活用されています。
ただ、ワセリンはあくまでも肌を保護するためのもので、今ある手荒れを改善するための薬効成分は含まれていません。
水仕事から手を守るのであればワセリンで十分ですが、慢性的な手荒れを解消したいのならハンドクリームにした方がいいでしょう。