寒い季節や水仕事の後など、ハンドクリームを使う機会は多いです。
そんなハンドクリームをせっかくなら手作りしたいと思いませんか?
ハンドクリームを手作りする際、乳化ワックスを使うと良いのでしょうか?
今回は上記の内容について書いていきますね。
ハンドクリームを手作りするなら乳化ワックスを使うのが良い?
まず、乳化ワックスとは何なのでしょうか?
乳化ワックスとは乳化剤の一種です。
ご存知の通り、水と油は混ざり合いませんよね。
乳化剤は水と油が分離するのを防ぐ作用があるのです。
市販品のような感触の良いクリームを作るためには欠かせないものです。
乳化ワックスは植物由来なので、肌に優しく刺激が少ないのが特徴で、化粧品成分としては毒性がもっとも低い位置づけともいえます。
つまり乳化ワックスを使うと、かなり肌への負担の少ないハンドクリームが作れます。
乳化ワックスを使ったハンドクリームの作り方
では実際に乳化ワックスを使ったハンドクリームの作り方を見ていきましょう。
材料
カレンデュラオイル・・・・・7.5ml(大さじ1/2)
エミュオイル100%ピュア・・・5ml(小さじ1)
乳化ワックス・・・・・6mlくらい(小さじ1と1/4)
オーガニック ネロリウォーター(またはネロ リウォーター)・・・22.5ml(大さじ1と1/2)
アクティブマヌカハニー・・・1ml強(小さじ1/4)
キサンタンガム・・・・・・・小さじ1/10
ビタミンEトコフェロールオイル・・・2、3滴
パルマローザ精油・・・・・・2滴
プチグレン精油・・・・・・・2滴
真正ラベンダー精油・・・・・2滴
《オプション》
シトラスシードエクストラクト(GSE)・・・小さじ1/4弱
または、ハーブエクストラクト・・・小さじ1/8強
作り方
(1)カレンデュラオイル、エミュオイルと乳化ワックスを耐熱容器に入れます。
湯煎にかけ、乳化ワックスが溶けたらよくかき混ぜます。
同時に別の容器にネロリウォーターとアクティブマヌカハニーを入れて、湯煎にかけるか電子レンジで60~70℃くらいに温めます。
(2)温まったネロリウォーターを(1)に少しずつ加え、泡だて器などでよく混ぜます。
(3)乳化してクリーム状になったら、キサンタンガムをパラパラとダマにならないように加え、よく混ぜます。
ビタミンEトコフェロールオイル、シトラスシードエクストラクト(GSE)、またはハーブエクストラクトを加え、更に混ぜ合わせます。
(4)しばらく置き、温度が下がってきたらエッセンシャルオイルを加えて混ぜ合わせます。
(5)清潔な容器に入れて完全に冷めれば完成です。
なお保存期間ですが、
何も加えていない場合:1~2週間程度
シトラスシードエクストラクト(GSE)を加えた場合:2~3ヶ月
ハーブエクストラクトを加えた場合:約半年
を目安に使い切るようにしてくださいね。