ニキビが炎症を起こしていると痛いですよね。
痛みを抑えるといえば鎮痛剤です。
ニキビの炎症に鎮痛剤は効くのでしょうか?
今回はロキソニンでの効果とデメリットについて書いていきますね。
ニキビの炎症にロキソニンは効くの?
ロキソニンは炎症や痛み、発熱を抑える働きがあります。
主に頭痛や生理痛、風邪の症状などに使用されるこの薬ですが、炎症が悪化して治りにくくなったニキビにも効果を発揮してくれます。
むしろニキビの中でも、痛みが伴うような炎症状態のニキビでしか使用しません。
白ニキビや黒ニキビといった、比較的症状が軽いニキビには使用する必要がありません。
軽いニキビは市販の塗り薬で十分だからです。
ロキソニンはニキビの腫れを悪化させる物質を抑えて治りをサポート、ニキビ跡の悪化も軽減してくれます。
ただし勘違いしないでほしいのですが、既に長く残っているニキビ跡を軽減する効果は期待できません。
その点は間違えないようにしてくださいね。
ロキソニンのデメリットは?
先ほども書きましたが、ロキソニンは炎症して悪化したニキビに効果があります。
しかしその分鎮痛成分が強いため、胃腸を荒らしやすいです。
炎症が強い時には効果を発揮してくれますが、ニキビの原因である菌を根本的に殺菌するわけではありません。
なので、むやみやたらにロキソニンを飲んでも、胃腸を荒らすだけという結果になってしまいます。
ニキビから痛みを感じたり、激しく炎症を起こして熱を帯びている時など、限定して正しく飲むようにしましょう。
ちなみにロキソニンを飲んでその後にニキビが悪化したように感じる場合があります。
しかしロキソニンには、基本的にニキビを悪化させるような作用はありません。
ニキビが悪化したように感じたのであれば、それはストレスや食生活などによる皮脂増加が大きく関係している場合が多いです。
まずは生活習慣を見直すようにしてくださいね。