ニキビができた後にフルーツを食べ過ぎると悪化するのでしょうか?
今回は『食べ過ぎると悪化するのか治るのか?』という疑問と具体的なフルーツの例について書いていきますね。
食べ過ぎると悪化する?治る?
フルーツを食べることで、ニキビを防ぐことは可能です。
ビタミンは肌のターンオーバーを促して健康的な肌を作る働きがあります。
フルーツにはビタミンがたくさん含まれているものが多いのでニキビに良いといえます。
しかし食べ過ぎるとニキビを悪化させるものも、中にはあります。
例えばバナナです。
バナナはニキビ治療に不可欠なビタミンB6(脂質の代謝に役立って、ニキビの元凶である余分な脂質を分解してくれる成分)が他のフルーツよりも多いです。
それだけでなく肌荒れの大敵である便秘を解消する食物繊維も豊富に含んでいるんです。
これだけ優秀なバナナですが、糖質もすごく多いんです。
甘いものの食べ過ぎはニキビができる原因でもあります。
とはいえ、食べ過ぎなければバナナもニキビ治療の強力な仲間なので、食べ過ぎにだけ注意しましょう。
ニキビに良いフルーツと悪化させるフルーツ
先に悪化させるフルーツについてです。
先ほども少し説明たように、食べ過ぎると悪化させるおそれのあるフルーツはあります。
しかしあくまでも『食べ過ぎた』場合です。
なので「このフルーツだからニキビを悪化させる!」というものはないと考えていいでしょう。
続いてニキビに特に良いとされるフルーツをいくつか紹介します。
①バナナ
ビタミンBやビタミンC、カロテンが豊富に含まれています。
カロテンは体内でビタミンAに変わって皮膚の健康を保持する作用があります。
鉄分、マグネシウム、カリウムといったミネラルも豊富なので、肌荒れの原因となる便秘を改善する効果もあります。
※バナナは他の果物に比べて糖質がかなり多いので、食べ過ぎないようにしましょう。
②リンゴ
ポリフェノールには強い抗酸化作用があります。
活性酸素から肌や身体を守ることで、角質や皮膚のダメージを防ぎます。
他にも、肌を若く保つエラスチンとコラーゲンも豊富に含まれています。
③オレンジ
ビタミンCはコラーゲン生成を促進するので、肌にハリを与えます。
β-カロテン(ビタミンA)、ビタミンB1やB2なども豊富です。
またリン、鉄、ナトリウム、カルシウムなどのミネラルも多く含んでいるので、とてもバランスの良い栄養素を持ってるんです。
このように、フルーツは非常に優れた食品なのでニキビの改善に期待できるんです。
ただし、何度も言いますが食べ過ぎは糖質の摂り過ぎになってしまい、かえってニキビを悪化させてしまうので、ほどほどにしましょう。