ニキビに悩まされている人の中にはお酒を避けているという人もいると思います。
「お酒は好きだけど飲むとニキビが悪化するから・・・」という理由で飲めないのは悲しいですよね。
お酒の中でもワインは体に嬉しい効果がありますが、ワインでもニキビは悪化するのでしょうか?
今回はニキビとワインの関係性について書いていきますね。
ニキビとお酒の関係性
お酒は体に様々な影響を与えます。
人によってはニキビができやすい肌になってしまう事もあるんです。
ではまずはお酒とニキビの関係を見ていきましょう。
《肌の炎症が起きる》
アルコールには血管を膨張させて血行を促進する作用があります。
肌にもその影響はあって、毛穴が炎症を起こしてニキビができやすくなったり、ニキビの痒みがひどくなったりするんです。
《糖質・脂質が皮脂を分泌》
ビールや日本酒などには糖質がたくさん含まれています。
またおつまみに揚げ物などの脂質や糖質を多く含むメニューを食べる人も多いでしょう。
糖質や脂質の摂り過ぎは皮脂の分泌を促すため、ニキビができやすくなります。
《肝機能の低下》
アルコール分解を促進する重要な働きをしてくれるのが肝臓です。
しかし飲み過ぎると肝機能が低下します。
分解が追いつかなかった毒素は体内に蓄積され、この溜まった毒素がニキビとして肌に現れる事があります。
《体内のビタミンを消費》
アルコールを分解する際に体内のビタミンB群が消費されます。
ビタミンB群は健康な肌を作るために欠かせない成分で、不足するとニキビをはじめとした肌トラブルを引き起こしやすくなります。
ニキビとワインの関係性は?
ではワインも飲むとニキビを悪化させるのでしょうか?
ニキビができやすくなる条件として、お酒に含まれる糖質の量があります。
糖質を摂り過ぎるとニキビができやすくなるので、できるだけ糖質の少ないお酒を選ぶといいでしょう。
ワインはお酒の中でも糖質が少ないお酒です。
糖質が多いビールの糖質が10.9gなのに対し、赤ワインが0.9g、白ワインが1.2gです。
こうして比較するとワインの糖質が少ないというのがよく分かりますね。
ワインの他に糖質が少ないお酒は、
- 焼酎
- ウィスキー
- ブランデー
- ウォッカ
- ジン
などです。
逆に発泡酒や梅酒、清酒などは糖質が多いので避けてくださいね。