できてしまうと気になってしまうのがニキビです。
ニキビの塗り薬としてディフェリンとダラシンがあります。
果たしてこれらの薬の効果はどの程度なのでしょうか?
今回は上記の疑問を中心に書いていきますね。
ディフェリンの効果はどの程度?
ディフェリンは目に見えない極めて小さい毛穴の詰まりや、ニキビに効果が期待できます。
白ニキビや黒ニキビを中心に作用し、ニキビの進行を防いでくれます。
更に進行して炎症を起こしている赤いニキビまで、ほとんどすべてのニキビを減らせます。
しかし赤いニキビはディフェリン単独で塗るより、抗菌剤の服用または塗布も一緒にした方が効果を期待できます。
ニキビが悪化する前に塗るのが一番効果が期待できるというわけですね。
ただし、妊娠中の方や授乳中の人は塗ってはいけません。
また人によっては、
・乾燥
・ヒリヒリ感といった皮膚不快感
・皮膚が細かく剥がれる落屑(らくせつ)
・紅斑
・かゆみ
といった症状が現れる事があります。
これらは2週間以内に現れ、その後和らいで行く事が多いのですが、なかなか良くならない場合は医師に相談してください。
ダラシンの効果はどの程度?
ダラシンは抗生物質です。
細胞がタンパク質を合成するのを防ぐ効果が期待できます。
ニキビの原因の1つであるアクネ菌や黄色ブドウ球菌を殺菌する効果があるので、ニキビを改善してくれます。
ただし、ダラシンは効く人と効かない人がいるんです。
その理由は『アクネ菌』です。
アクネ菌にはダラシンに耐性のあるものもいて、それが原因でニキビになっている人には効果が低いんです。
5~20%程度の割合で耐性菌がいます。
海外だと50%を超えている国もありますが、日本の場合は80~95%の人が効くといわれているので効果は実感しやすいと思われます。
1ヶ月くらい使い続けると赤ニキビは半分くらいに減ります。
しかしこれには個人差があるのを頭に入れておいてくださいね。