ニキビができて痛い時、ありますよね。
そんな時は潰すべきなのでしょうか?
また潰すとしたら針がいいのでしょうか?
今回は上記の疑問を中心に書いていきますね。
ニキビが痛い時は潰すべき?
ニキビといっても種類があります。
まずはその種類を簡単に説明しますね。
白ニキビ:硬くなった角質などが原因で皮脂が毛穴から出られなくなり、皮膚が盛り上がっているような状態
黒ニキビ:皮脂がケアなの出口で酸化して黒ずんでしまっている状態
赤ニキビ:アクネ菌が異常繁殖をして炎症が起き始めた状態で、触ると痛みを感じたりする
黄ニキビ:アクネ菌をやっつけるために出てきた白血球が戦うことで毛穴の中に膿がたまった状態
こうして見ると痛みを伴っているのは赤ニキビです。
しかし潰してもいいのは黄ニキビです。
つまり“痛いニキビ=潰すべき”というわけではないのです。
先ほども書いたように、黄ニキビの白い膿の正体は白血球の残骸です。
膿は体に良いものではないので早く取り出すに越した事はありません。
しかし『ニキビは潰すと跡が残る』って聞きますよね。
実は正しい出し方であれば潰しても大丈夫なんです。
では次でニキビの正しい潰し方を紹介します。
跡が残らないニキビの潰し方は?
まず以下の物を用意してください。
・消毒された針や爪楊枝
・消毒されたガーゼなど
・抗生物質入りの軟膏
潰し方ですが、
①針や爪楊枝をアルコール消毒し、先端でニキビの中心の表面を刺す
膿を出すための出口を作るのが目的なので、刺すのは表面だけにします。
奥まで刺すと肌を傷つけてしまいます。
②綺麗に洗った指の腹で優しく周りの皮膚を押す
この時、絶対に爪を立てないでください。
そして重要なポイントは、奥の膿まで出し切らないようにしましょう。
指の腹で押すくらいの力では奥の膿まで出すのは不可能です。
無理に出そうとすると周囲の組織を傷つけてしまったり炎症が広がったりします。
③軟膏を塗り、消毒されたガーゼで保護する
きちんと正しいやり方で潰せば跡が残らずに済みます。
ですができれば黄ニキビまで悪化させないように肌質を改善した方がいいでしょう。
なのでまずはスキンケアを見直し、黄ニキビができてしまったらこの方法を試してくださいね。