ニキビを治す方法として、塗り薬や絆創膏といったものがあります。
ニキビに塗り薬を塗る時は絆創膏を貼った方がいいのでしょうか?
今回は絆創膏を貼るメリットとデメリットについて書いていきますね。
絆創膏を貼るメリット
①ニキビ部分の保護・保湿
ニキビは1度触ると3日治りが遅くなるといわれるくらいデリケートです。
絆創膏を張ることにより、他の部分にニキビが触れるのを防ぐことができます。
特に就寝時は枕に触れやすいので、保護する役割を絆創膏が担ってくれます。
また、薬が乾燥して蒸発してしまうのを防ぐこともできます。
②薬が取れるのを防ぐ
注意していてもうっかり当たってしまって薬が取れてしまうことってありますよね・・・。
また、就寝時は無意識なので注意しようがありません。
絆創膏を貼っておけば、薬が取れるのを防げます。
絆創膏を貼るデメリット
①絆創膏の薬がニキビへの刺激になる
本来絆創膏は傷を治すために作られています。
そのため、中央にあるガーゼ部分には傷の治りを早める薬が塗られているんです。
その薬がニキビを刺激し、結果膿が溜まった『黄ニキビ』になってしまう場合も・・・。
②蒸れによるアクネ菌の増殖
ニキビに絆創膏を貼ると次第に蒸れてきます。
炎症部分の周辺に熱がこもって湿気を帯びるためです。
その湿気により、アクネ菌や雑菌が異常に繁殖する可能性があります。
③絆創膏によってニキビが潰れることがある
絆創膏を貼るとニキビが絆創膏に直接触れた状態になります。
保護してる状態だから大丈夫だと思って、でもし絆創膏に手が当たったり布団がこすれたりすると、ニキビが絆創膏に押しつぶされる場合があります。
膿が出ている『黄ニキビ』以外は潰さない方が治りが早いです。
なので潰れてしまうと悪化したり、ニキビの跡が残る原因になります。
絆創膏はあくまでも応急処置です。
不安なら皮膚科に一度足を運んで相談してみることをおすすめします。