ニキビができてしまうと赤みや痛さが気になりますよね。
悪化する前に何とかして治したいですよね。
そんなニキビを治すのにレシチンが効果的なのでしょうか?
今回は上記の内容について書いていきますね。
ニキビを治すのにレシチンが効果的?
レシチンとはグリセロリン脂質の1つで、体の中にもある成分です。
このレシチンには、卵に含まれる『卵黄レシチン』と大豆に含まれる『大豆レシチン』の2種類があります。
ニキビに効果があるのは大豆レシチンの方です。
大豆レシチンには以下のような作用があります。
《乳化作用》
レシチンを摂取することで体内で乳化されます。
乳化されることによって血液中の脂肪を取り除いてくれる効果が期待できます。
また、細胞膜をつくる働きもあります。
つまりレシチンには新陳代謝を上昇させ、肌の細胞を再生させる機能があるため、ニキビ肌を改善してくれる効果が期待できるのです。
《ホルモンバランスを整える》
レシチンは卵胞ホルモンの分泌を促してくれます。
それにより、生理前に黄体ホルモンが過剰に分泌されてもバランスを保てるんです。
ホルモンバランスが崩れると特に口周りや顎周りにニキビができやすいです。
レシチンを摂取すると、それらのニキビに効果が期待できます。
レシチンが不足すると、
- ターンオーバーが行われない
- 肌荒れ
- 動脈硬化
- 糖尿病
などの原因になるので、レシチンが不足しないように摂取していきましょう。
ニキビを治すためのレシチンの摂り方
ニキビを治すためには『必ずレシチンの摂取量を超えるように』する必要があります。
1日に必要なレシチンの摂取量は1000mgといわれています。
これは大豆に換算すると200gとなります。
これはかなりたくさん食べないといけない量で、実際にこの量を毎日達成できている人は少ないです。
そこでオススメの摂取方法ですが、最も簡単にレシチンを摂取できるのは豆乳です。
その際は成分無調整豆乳を飲むようにしましょう。
砂糖などのニキビの原因となる添加物が含まれているものを飲んでしまっては意味がないためです。
豆乳の飲み方ですが1日2杯飲むだけです。
そのうちの1杯を朝起きてすぐに飲むようにすると吸収率が上がって効果的です。
なお1杯の目安は200mlです。
これを最低でも1ヶ月は飲み続けてみてください。
それでも効果がなければ他の方法でニキビケアをした方がいいでしょう。
豆乳が苦手な人は大豆や豆腐、小魚、ピーナッツなど、豆乳以外にレシチンが含まれている食品から摂取しましょう。
またサプリメントを飲むのもアリですよ。