つけまつげをつけていて、かぶれてしまったという経験はありませんか?
その原因はのりである場合がほとんどです。
のりでかぶれてしまう原因は何なのでしょうか?
今回は上記の疑問と併せてかぶれない為の対策も書いていきますね。
つけまつげの、のりでかぶれてしまう原因は?
つけまつげは思っている以上にまぶたへの負担がかかっています。
まぶたは他の箇所よりも皮膚が薄いので、のりの影響を受けやすいんです。
更に敏感肌の場合、ちょっとした刺激にも反応してしまいます。
かぶれると赤みや痒みだけでなく、場合によってば腫れたりすることもあります。
そして頻繁にかぶれていると、黒ずんだり跡が残ったり、まぶたが垂れ下がってくるおそれがあります。
ではのりでかぶれてしまう原因は何なのでしょうか?
のりには3種類の刺激があります。
1つ目は含まれる成分による刺激です。
特に安いのりに多く使われる『シアノアクリレート』は刺激が強く、ホルムアルデヒドを発生させます。
これはシックハウス症候群の原因となる物質でもあるので、敏感肌なら注意が必要です。
2つ目はアレルギーによる刺激です。
いくら肌に優しいといわれても、ゴム(ラテックス)やアクリル樹脂に対するアレルギーがあればかぶれてしまいます。
3つ目は剥がす時の刺激です。
つけまつげを剥がす時は、同時に皮膚の角質も一緒に剥がれてしまいます。
本来なら新しい角質がターンオーバーによって表面に出てきて皮膚は守られます。
ですが、つけまつげを毎日のように使うと、同じ箇所が短時間で繰り返しダメージを受けるので修復が追いつきません。
このように、何気なく使っているのりですが刺激となるケースは複数あるのです。
のりでかぶれない為の対策
つけまつげに使うのりは、できるだけまぶたに負担をかけないものを選ぶようにしましょう。
安価なものはなんと普通の接着剤と同じ成分を使っている場合があります。
なので少し高めの天然ゴムやアクリル樹脂といった、素材で粘着するものを使いましょう。
最近は保湿成分を配合したものもあります。
また、のり自体がいらないつけまつげもあるので自分に合ったものを選びましょう。
つけまつげはできるだけ長持ちさせたいと思うでしょう。
しかし敏感肌なら強度が高いのりは避けた方がいいです。
部分的にのりをつけると接地面積が少なくなるので、それだけまぶたへの負担は軽減されます。
剥がす時にはぬるま湯でのりをふやかしたり、リムーバーを使うなどして刺激を軽減するようにしてください。
また、のりではなくテープでつける方法もあります。
医療現場で使われるテープと同じ素材・成分のものも販売されているので、それを利用するのも手ですよ。