ようやくニキビが治ったと思ったらクレーターのような跡になってしまった・・・そんな経験はありませんか?
目立ってしまうし、なるべくなら治しておきたいですよね。
そんなニキビのクレーターのような跡は、自然治癒したり自力で治す事は可能なのでしょうか?
今回はクレーターのような跡になる原因も併せて書いていきますね。
ニキビ跡がクレーターのようになる原因とは?
何故クレーターのようなニキビ跡はできるのでしょうか?
ニキビは皮脂が詰まってアクネ菌に感染し、それが繁殖することから起こります。
実はこの時にまだ症状が軽い状態ならクレーターのような跡に発展することはありません。
ところがそれを放置していると、炎症はどんどん進行していきます。
炎症を起こすと、白血球が反応して膿を作ってそれを抑えようとします。
それでも治まらず真皮まで炎症が及んでしまうと、新しい皮膚を作り出せなくなります。
更に真皮が複雑に破壊されてしまうと、脳はコラーゲンを増やして何とか修復しようとします。
しかしこのコラーゲンは通常のものと違い、瘢痕組織を作ります。
この組織は周辺の皮膚と比べると異質なものです。
瘢痕組織と、皮膚を修復しようとする細胞とで肌が修復された結果、ムラが起こります。
その結果、患部は周辺よりもへこんだ状態=クレーター状態になってしまうのです。
ニキビのクレーターは自然治癒や自力で治せる?
結論からいうと、クレーターが深くなればなるほど完全に治す事は難しくなります。
ニキビ跡の中でもクレーターの状態はかなり重症の段階です。
陥没の度合いが浅ければ、ターンオーバーを促進させると改善できる可能性があります。
十分な睡眠や肌の再生に繋がるものを中心とした食生活など、規則正しい生活を送るようにしましょう。
スキンケアではピーリング効果のある石鹸や化粧品がオススメです。
ただしクレーターが浅くても改善するまでには、ある程度長い期間が必要です。
その間は肌を清潔に保ち、刺激となる紫外線を防ぐためにUVケアは徹底して行うようにしてくださいね。