家に帰ってきたらクレンジングでメイクを落とすと思います。
ところでクレンジングには拭き取り用と洗い流し用の2種類がありますよね。
果たしてどちらのタイプがいいのでしょうか?
今回は上記の内容について書いていきますね。
拭き取り用のクレンジングの特徴
先ほども書いたように、クレンジングには拭き取りタイプと洗い流すタイプがあります。
もちろんこの2つには違いがあります。
ではここからはそれぞれの特徴を見ていきましょう。
まずは拭き取りタイプからです。
拭き取りタイプの最大の特徴はその手軽さです。
ダブル洗顔不要なので、
- 疲れてすぐ眠りたい時
- 飛行機の中
など、時と場所を選ばずにサッとメイクを落とせます。
また、最近は美容成分が配合されているものも数多く販売されています。
なので保湿しながら簡単にメイクを落とせます。
ただし洗浄力の強い界面活性剤や揮発性の高いアルコールが使われている商品が多いです。
界面活性剤はの高い洗浄力は、一見良さそうに見えますよね。
しかし肌の潤いを保つのに必要な皮脂や水分までをも一緒に拭き取ってしまいます。
そのため、乾燥や痒みを引き起こしてしまうおそれがあります。
またアルコールは成分が蒸発する時に、肌内部の水分や美容成分を巻き込んでしまいます。
その結果、インナードライになる場合もあるんです。
インナードライによって肌内部が乾燥すると、皮脂の過剰分泌による肌のテカリの原因となります。
洗い流し用のクレンジングの特徴
洗い流すタイプの中には界面活性剤が含まれているものもあります。
界面活性剤とは、
- 水になじみやすい親水性
- 油になじみやすい親油性
という2つの特徴をもつ物質です。
水と油が混ざり合うことでファンデーションや皮脂を綺麗に洗浄してくれます。
また洗い流すタイプには油や保湿成分が配合されているものも多いです。
そのおかげで汚れをしっかり取りつつ肌を刺激から守る事ができます。
クリームやオイル、ミルクなど、バリエーションも豊富です。
ただし洗浄力が強いとメイクを落とした後に顔が突っ張ったり、乾燥によって痒みや肌荒れを引き起こしてしまう事もあります。
クレンジングはどちらのタイプを使えばいいのかという明確な答えは出せません。
自身の肌質やその日のコンディションを見極めたうえで、
- 洗浄力の高さ
- テクスチャー
- 洗い上がり
などで選ぶといいでしょう。
もちろん、クレンジングの後は肌の保湿を忘れないようにしてくださいね。