ニキビができたら病院で治療をしてもらうのも1つの手です。
ところで皮膚科と美容皮膚科ってありますよね。
ニキビの場合はこの2つのうちどっちにかかればいいのでしょうか?
今回はこの2つの違いについて書いていきますね。
皮膚科とは?
皮膚科でニキビを治療できるのは、もはや常識といっていいくらい有名です。
皮膚科での主な治療方法は患者に適した薬を出す『内服治療』と、外用薬を塗布する『外用薬治療』です。
またメンタル的な治療も含まれています。
これはニキビに悩む方の相談に応じ、患者のストレスを和らげるというものです。
ストレスはニキビのできる原因なので、ストレス緩和ができるメンタル的な治療は効果的といえます。
また場所によってはレーザー治療を施す皮膚科もあります。
皮膚科での治療は保険診療が基本的に適用されるのでお金をかけずに治せます。
ただし治す事が目的なので、治療後の肌が綺麗に見えるかは皮膚科では範囲外の内容になります。
美容皮膚科とは?
美容皮膚科でもニキビの治療は可能です。
美容皮膚科の場合は飲み薬や塗り薬だけでなく、
・ケミカルピーリング
・レーザー
・注射
など数多くの選択肢の中から、自身に合った治療法を組み合わせてニキビを治療していきます。
またニキビ跡のような消えない傷に対しても効果的です。
ただし保険で治療できない場合があります。
その場合は全額自己負担となってしまいます。
数万円~数十万円かかる治療も多いため、事前に確認しておくといいでしょう。
ニキビの場合はどっちがいいの?
では皮膚科と美容皮膚科、どっちがニキビに効果的なのでしょうか?
残念ながら一概に『こっちの方が効果的』とはいえません。
仮に美容皮膚科に行って治ったとしても、その後の生活習慣などで再発してしまうおそれもあります。
再発する度に美容皮膚科で治療していては費用がかさんでしまいます。
逆にニキビ跡になってしまうようなニキビなら、皮膚科よりも美容皮膚科の方が効果が期待できます。
まずは皮膚科と美容皮膚科の両方で診察してもらいましょう。
そしてどっちで治療をするのかを選ぶのが無難だと思います。