ニキビの治療といえば塗り薬というイメージがあります。
でも薬の種類には飲み薬もありますよね。
ニキビに飲み薬は効くのでしょうか?
菌が原因なので抗生物質がオススメなのでしょうか?
今回は上記の内容について書いていきますね。
ニキビに飲み薬は効く?
ニキビは塗り薬といった外部からの治療以外に、飲み薬などを飲む治療方法も効果的です。
ニキビに効果がある飲み薬にはいくつか種類が分かれています。
では飲み薬のニキビへの効果について見ていきましょう。
市販されている飲み薬
市販されている飲み薬の場合はビオチン、グルクロノラクトンといったビタミン剤がバランス良く配合されたものが多いです。
これらは特に睡眠不足や栄養不足によってできる顎ニキビや口周りのニキビに効果的といわれています。
また、ビタミンは肌のターンオーバーを助けるため、ニキビ跡にも有効といわれています。
薬用成分が配合されていないため、副作用などが起きる心配もありません。
このタイプの飲み薬として有名なのはチョコラBBやペアa錠などです。
なおチョコラBBはドリンクタイプ、ベアa錠は錠剤タイプです。
漢方の飲み薬
漢方薬は漢方専門の薬局などで処方してもらえたり、皮膚科で処方してもらえる場合もあります。
ハトムギエキスやドクダミなどが効果的な成分だといわれています。
ニキビにおいては、特にこれらの成分を含んだ漢方薬である『ヨクイニン』が処方される場合が多いです。
漢方は体質に左右されますが、自分に合えばとても効果を発揮してくれます。
ニキビには抗生物質が効果的?
ではニキビに対して抗生物質はどうなのでしょうか?
皮膚科に行けばニキビの治療薬として抗生物質の飲み薬を処方してもらえます。
つまりニキビに抗生物質は効果的なのです。
抗生物質は細菌を殺すための薬です。
ニキビはアクネ菌という菌の繁殖によって起こっています。
その中でも、化膿してしまったり、炎症を起こしている重症なニキビに抗生物質は有効といわれています。
そんな抗生物質ですが、デメリットもあります。
抗生物質は悪い菌を殺す反面、良い菌も殺してしまいます。
なので長期間の使用には注意が必要となります。
これは、抗生物質が医師の処方が必要で処方箋なしで薬局などで購入できないという点からも分かりますね。
このように、ニキビにおいて飲み薬は効果的です。
自分に合った方法でニキビを治していくようにしましょう。