できてしまうと気になってしまうのがニキビです。
赤くなったりして気になるし、早く治したいですよね。
そんなニキビの原因にストレスは関係ないのでしょうか?
今回は上記の内容についてを中心に書いていきますね。
ニキビの原因にストレスは関係している?
万病の元といわれるストレスは、様々な病気の症状を引き起こしたり肌にも悪影響を及ぼします。
つまりストレスはニキビの原因になってしまうのです。
では何故ストレスがニキビに関係しているかを見ていきましょう。
《ノルアドレナリンが皮脂の量を増やすため》
ストレスを感じるとノルアドレナリンという物質が分泌されます。
これは『怒りのホルモン』『ストレスホルモン』とも呼ばれ、イライラや不安を引き起こす物質です。
セロトニン、ドーパミンと共に三大神経伝達物質といわれます。
実はノルアドレナリンには皮脂の分泌を促進する作用があるんです。
①ストレスを感じる
②ノルアドレナリンが増える
③皮脂の量が増える
④脂性肌の状態になる
⑤毛穴が皮脂汚れで詰まりやすくなる
⑥詰まったことによりアクネ菌が繁殖する
これがニキビになるメカニズムです。
《男性ホルモンの分泌が増えるため》
ストレスを感じると自律神経が乱れ、ホルモンバランスが崩れます。
ホルモンバランスが崩れると男性ホルモンの分泌が増えます。
この男性ホルモンも皮脂の分泌を促す働きがあります。
それだけでなく、男性ホルモンの一種であるアンドロゲンは皮膚の角質を増やしてしまいます。
肌の角化が進むと毛穴が角質で詰まって角栓となり、ノルアドレナリンと同じメカニズムでニキビになってしまいます。
他にも、
ストレスを感じると皮膚の水分を保つために必要なヒアルロン酸やコラーゲンの生成が抑制される
↓
結果乾燥肌になってしまって皮膚を潤そうと皮脂が分泌されたり、角質が剥がれて毛穴が詰まる
などの原因もあります。
ストレスを解消するには?
ストレスが原因のニキビの場合は、原因となっているストレスを解消できれば改善されます。
でも思うように解消できないことが多いものです。
趣味があればそれで解消できたりもするのですが、趣味がないという人もいますよね。
そこで趣味がなかったり、どうやってストレス解消すればいいのか分からない人でもできそうな方法を紹介します。
《友達と話す》
人に話を聞いてもらうだけで胸のモヤモヤがスッとなくなったりします。
日頃の愚痴や悩みなど、思っていることを溜め込まずに吐き出してください。
ただしいつも自分だけだと聞いてくれる相手がうんざりしてしまいます。
なので、相手がうっぷんが溜まっている時は逆にこちらが話を聞くくらいの関係を築いている相手と話してください。
《香りでリラックス》
アロマやお香を用いたアロマテラピーには、鎮静作用やホルモンバランスを整えるといったストレス解消効果があります。
良い香りを嗅ぐとリラックス効果があるので、ストレス解消になりますよ。
《好きな音楽を聴く》
音楽には自律神経を整えてくれる効果があります。
自律神経の乱れは男性ホルモンの増加に大きく関係しています。
男性ホルモンとニキビの関係は先ほども書いた通りなので、それが軽減されればニキビ予防に繋がります。
リラックス効果もあるのでストレスの緩和もできます。
これはほんの一例です。
自分に合った方法でストレス解消できればニキビが改善できる可能性があります。
ただし必ずしもストレスが原因とは限らないのであくまでも目安として頭に入れておきましょう。