ニキビを潰した時に透明な液体が出たことはありませんか?
あの透明な液体の正体は何なのでしょうか?
また、あの液体が他の場所に付くとニキビができたりするのでしょうか?
今回は上記の内容について書いていきますね。
ニキビと潰すと出る透明な液体の正体とは?
ニキビを潰した時に出てくるあの透明な液体は、血液由来の組織液が毛穴の中に滲み出たものです。
血液由来というと赤血球や白血球が思い浮かびますが、組織液はそれ以外のものです。
あの液体はこれから細菌が退治され、膿となって排出される前の段階のものです。
潰したことによって外に出てきたものがあの液体だと考えられます。
一般的な透明な液体は以上のものですが、ニキビの段階によって少し違いがあります。
白ニキビの場合は毛穴の皮脂と角栓が混ざり合っています。
なので潰した際はその皮脂と角栓が出てきます。
赤ニキビと黄ニキビの場合は、毛穴の中でアクネ菌などの細菌が繁殖して毛穴が炎症を起こしている状態です。
この段階で出てくる液体は皮脂や角栓も含まれていますが、膿も出てきます。
ニキビはうつるの?
この出てきた液体が別の部位に付いてしまったら、ニキビがうつってしまうのでは・・・と思いがちです。
しかしこの場合ニキビがうつることはありません。
確かにニキビを潰すとアクネ菌が外に出る可能性はありますが、アクネ菌は肌の表面に付いても活動を活発に行えません。
なので心配する必要はありません。
注意点としてはニキビを潰すと悪化しやすいので、無理に潰さないようにした方がいいでしょう。
潰したらその部位をそれ以上触ったりしないようにしてください。
そしてその液体が固まるのを待ちましょう。
消毒をしたくなる気持ちは分かりますが、液体には傷口を修復してくれる働きがあります。
液体が出ているのであれば自然治癒力に任せて、自然に治すようにしてくださいね。