目の下のクマを何とかしたいと思っても、何が原因か分からないと対処できません。
そんな目の下のクマですが、脂肪が原因という話があります。
脂肪が原因ならダイエットをすれば治るのでしょうか?
今回は上記の内容について書いていきますね。
目の下のクマは脂肪が原因?
人間の目の下には『眼窩脂肪』があります。
この眼窩脂肪は年齢を重ねるとだんだんと飛び出すように膨らんでいきます。
このふくらみによって作られる目の下の黒い影がクマとなってしまうのです。
また、年齢を重ねていなくても10代の頃から眼窩脂肪が突出していることがあります。
これは眼窩というスペースが狭く頬骨が陥凹しているといった骨格に原因がある場合や、眼窩脂肪の量が多いために起こります。
ちなみにこのタイプのクマかを判別する方法ですが、目の下のふくらみをペンなどの細い棒で押してみてください。
押すことで目の下の黒い線が消えるのであればこのタイプのクマである可能性が高いです。
ダイエットすればクマは治る?
この眼窩脂肪ですが、体重がが増えても増えることはありません。
逆にダイエットをしてもほとんど減ることはありません。
つまり、ダイエットでクマが治るということはありません。
ではどうすれば改善できるのでしょうか?
マッサージという方法もあるのですが、マッサージはどうしても皮膚を擦ってしまいます。
目の周りの皮膚はすごく薄いため、うかつにマッサージをするとシワを作る原因となるおそれもあるんです。
そこでオススメはツボ押しです。
①承泣(しょうきゅう)
目の下を触ると骨があり、その骨のすぐ上にあるツボです。
必ず目を閉じ、人差し指の指の腹を当てて骨の縁を下方向に押すイメージで押します。
指を目の方向に深く入れ過ぎないように注意して、左右同時に5秒間押してゆっくり離すのを5回繰り返します。
②太陽
目尻の外側の大きなへこみ、つまりこめかみです。
こめかみよりもやや目尻寄りの位置に親指を当て、他の指で頭を支えるようにします。
そのまま痛気持ち良い程度の強さで、左右同時に30回くらい押すように揉みます。
③四白(しはく)
瞳の真下の骨のふちから、指幅1~1.5本分下にあるくぼみです。
人差し指の腹を使って少し上に向かって押します。
左右同時に5秒間押してゆっくり離すのを5回繰り返しましょう。
これらのツボを適切な方法・回数で押すようにしてください。
確実に治したいのであれば美容外科で治療してもらいましょう。
眼窩脂肪のふくらみを除去できるので、目の下のクマがなくなりますよ。