くすみとは肌の透明感や明るさが失われて黒くくすんで見える状態の事をいいます。
そんなくすみで周りから老け顔に見られるのでしょうか?
今回は上記の疑問に併せて、くすみの原因や改善するお手入れ方法も書いていきますね。
くすみの印象は老け顔?原因は?
結論からいうと、顔にくすみが現れると疲れて見えたり老けて見えてしまうようです。
くすみは肌の柔軟性が失われて表情が硬く、顔色もさえないので疲れている印象だったり老けて見えるのです。
つまりくすみは全体の印象が暗く見せてしまうというわけなんですね。
だからといって、顔のくすみをカバーしようとファンデーションを厚塗りすると、余計に老けて見えるという悪循環に陥ってしまいます。
そんなくすみの原因は、
・老化物質が肌に蓄積されて厚く重なる
・乾燥により肌がカサついて毛羽立った状態になる
・紫外線や摩擦といった刺激により、メラニンが上手く排出されずに肌に蓄積される
・血色が悪いことにより、顔色が青黒く不健康に見えてしまう
・脂質の過剰摂取による『カルボニル化』と、糖質の過剰摂取による『糖化』
このように1つではなく複数あります。
くすみを改善するお手入れ方法は?
では原因別にお手入れ方法を見ていきましょう。
《老化角質によるくすみ》
肌に蓄積された不要な角質を洗い落とす事が大事です。
毎日のクレンジングや洗顔習慣を正しく行うようにし、スペシャルケアで蓄積された老化角質を洗い落とします。
また、ピーリングも有効です。
《乾燥によるくすみ》
保湿して肌に潤いを与える事と、乾燥を防ぐ事が重要になってきます。
今までのスキンケアの方法が原因で乾燥している場合もあるので、保湿だけでなく洗顔やクレンジング等のスキンケア方法を見直してみましょう。
セラミド配合の化粧品や美容液で保湿を心がけてみてください。
《メラニンによるくすみ》
紫外線対策を行う、正しい洗顔を行う、摩擦を与えないように意識してみましょう。
いずれもメラニンを生成してしまう要因となってしまうので、以上の3点に注意するだけでも違います。
《血色が悪いことによるくすみ》
蒸しタオルや洗顔、マッサージを行って血行を良くすると改善される事が多いです。
マッサージは擦らないように、優しく行いましょう。
《カルボニル化と糖化によるくすみ》
カルボニル化による場合は保湿と紫外線対策を重視し、食事を見直してみましょう。
食事では油に注意してください。
ひまわり油やコーン油、サラダ油、菜種油を過剰摂取するとくすみの原因になります。
糖化による場合は、糖質を控える事が大事です。
しかしどうしても食べなければいけない場合は、食べる順番を意識しましょう。
まず野菜や海藻類、次に魚や肉といったタンパク質を食べ、できるだけ最後に炭水化物を食べるように意識してみてください。
このように、くすみといっても原因によって対策の方法は異なります。
まずは自分がどのタイプのくすみなのかを見極めるところから始めてくださいね。