ニキビって炎症を起こしてしまうと痛いですし、早く何とかしたいものです。
しかし炎症を起こしているのであれば、使う塗り薬にも注意しないと悪化しかねません。

 

そんなニキビの炎症に即効性がある塗り薬はあるのでしょうか?

今回は皮膚科で処方される薬の1つであるゲンタシンについて書いていきますね。

ゲンタシンは即効性がある?

ニキビ ゲンタシン 効果
http://nikibi-zero.jp/?p=1010

ゲンタシンは火傷やヘルペス、とびひ、おでき、皮膚炎など非常に広範囲に効果のある塗り薬です。
そして、赤ニキビ、白ニキビ、黒ニキビに効果的とされています。

ただ抗生物質が配合されているため、薬局やドラッグストアといった市販では購入する事はほぼできません。

 

有効成分として配合されているゲンタマイシン酸塩酸は、タンパク質の合成を妨害する事で殺菌効果が働きます。
その殺菌力はアクネ菌をはじめとした様々な菌を殺す事ができるほどです。

ニキビの根本の原因となっているのはアクネ菌なので、アクネ菌を殺菌できるゲンタシンは効果が期待できるのです。

 

即効性があるかどうかですが、

 

・白ニキビや黒ニキビ→2~3日で治まっていく

・おでこのブツブツや赤ニキビであれば1週間ほどで改善される

・背中にきびや化膿を伴うニキビ→2週間ほどで効いていく

 

このようにゲンタシンには非常に即効性があります。

ゲンタシンには副作用はある?

ゲンタシン 副作用
https://column.kusurinomadoguchi.com/articles/WWlHx

ゲンタシンは塗り薬のため、副作用は非常に少ないです。

しかし場合によっては発疹、腫れ、かゆみなどの症状が起きる場合があります。

 

もしこれらの症状が表れたら、数日は様子を見ましょう。

それでも副作用が生じるようであればニキビ治療目的でのゲンタシン使用は中止してください。

 

また、長期的(数ヶ月)使用することで目まいや耳鳴りを引き起こすおそれがあります。
これは抗生物質の成分が体に浸透して引き起こされるためです。

少しでも異常を感じたら使用をやめるようにしてくださいね。