「洗顔もしっかりしてるし、スキンケアもしているのに乾燥肌が良くならない・・・」
こんな状態の人いませんか?
その原因は洗顔時の水の温度にあるかもしれません。
今回は洗顔に適した温度を検証し、適した温度と適していない温度の水に分類してみました。
適していない温度は?
まずは洗顔に適していない温度から書いていきますね。
結論からいうと、洗顔に適していないのは『冷水』と『お湯』です。
ではその理由を見ていきましょう。
《冷水洗顔の場合》
冷水で洗顔すると『血液の循環が良くなる』『冷水の刺激が心地よい』といったメリットは確かに存在します。
しかし、デメリットの方が多いのです。
①毛穴が引き締まるのは一時的
よく『冷たい水で洗顔すると毛穴が引き締まる』といいますよね。
しかし、あくまでもそれは一時的なものであって、時間が経つとまた洗顔前のように開いてしまいます。
②敏感肌や乾燥肌には刺激が強い
急激な温度変化は肌にとって負担となります。
そのため、敏感肌や乾燥肌の人の場合は刺激を感じる事があります。
③汚れが溜まりやすい
洗顔でしっかりと汚れが落ちていないまま冷水に肌を当てると、毛穴が引き締まった時に毛穴が汚れを溜め込んでしまいます。
④化粧水や美容液が浸透しにくい
毛穴が十分に開いていないので、化粧水や美容液の成分が浸透しにくくなります。
《お湯洗顔の場合》
ではお湯洗顔は何故いけないのでしょう?
①肌の赤みの原因になる
熱めのお湯で洗うと低温火傷になったり、皮脂が落ちたりして赤みの原因となってしまいます。
②必要な皮脂までなくなってしまう
お湯で洗うことによって肌に必要な分の皮脂までなくなってしまいます。
このように、乾燥肌を悪化させるおそれがあるのです。
適している温度は?
洗顔に適しているのは『ぬるま湯』です。
ぬるま湯は冷水のように汚れや皮脂が残らず、お湯のように皮脂を奪い過ぎて乾燥させる心配がありません。
肌への刺激が一番少ないのがぬるま湯なのです。
ところでぬるま湯といっても具体的にはどのくらいの温度がいいのでしょうか?
乾燥肌:30~34℃
普通肌:35℃前後
脂性肌:36~38℃
が目安です。
温度が分からない場合は『手で触って何となく温かい』くらいがベストです。