乾燥肌に悩まされている方は多いものです。
乾燥肌というからには、原因は乾燥というイメージがあります。
しかしそれ以外、例えば女性ホルモンバランスは関係しているのでしょうか?
今回は上記の内容について書いていきますね。
乾燥肌の原因は?
多くの方を悩ませる乾燥肌はどのようにして起きるのでしょうか?
肌の保湿にはコラーゲンやヒアルロン酸が必要です。
これらは肌の表皮の奥、真皮部分にあるのですが、減少すると保湿力が低下して乾燥肌になります。
つまり肌の弾力やハリに対して重要な役割を果たしているのです。
そのコラーゲンやヒアルロン酸を維持するのがエストロゲンという女性ホルモンです。
卵巣機能とも綿密に関係しているこのエストロゲンの分泌が減少すると、
・卵巣機能の低下
・ヒアルロン酸、コラーゲンの減少
などが起きます。
このことから、乾燥肌の原因に女性ホルモンは関係しているというのが分かりますね。
もちろん他に原因がある可能性もありますが、女性ホルモンの乱れが原因である場合も多いです。
乾燥肌の対策は?
乾燥肌の対策として最初にすることは、女性ホルモンの分泌バランスを正常に保つことです。
ストレスは卵巣機能を低下させ、結果として肌の乾燥を招いてしまいます。
しっかりケアして卵巣機能が正常に戻れば肌乾燥も回復します。
20代、30代の若い女性なら低容量ピルの服用が効果的です。
更年期以降の世代の女性になると、年齢と共に卵巣機能が低下してエストロゲンの分泌が減少する傾向があります。
そのため、ホルモン補充療法などでエストロゲンの補充をするのが効果的です。
他にも生活習慣やスキンケアの見直しなども有効ですよ。