できると目立つので気になってしまうニキビ。
ニキビを隠そうと絆創膏を貼って隠している人もいるかと思います。
しかし、ニキビに絆創膏を貼ることによって悪化する可能性はないのでしょうか?
今回は『ニキビに絆創膏を貼ると悪化するのかどうか?』『正しい処置の方法』について書いていきますね。
ニキビに絆創膏を貼ると悪化する?
結論からいうと、正しい方法でニキビに絆創膏を貼れば効果的です。
ただしニキビにはいくつか種類があり、効果があるニキビとそうでないニキビに分かれるようです。
ニキビの種類と効果の有無について以下にまとめました。
《赤ニキビ》
アクネ菌が繁殖して炎症を起こした状態のニキビが赤ニキビです。
赤ニキビは炎症が長引くとニキビ跡が残ってしまうおそれがあるため、少しでも速く鎮めることが重要です。
絆創膏を貼ることで炎症が鎮まる可能性が高いので、絆創膏は効果があります。
《白ニキビ》
角栓や汚れで毛穴が塞がれ、毛穴の中に汚れが溜まっている状態のニキビです。
炎症が起きているわけではないので、絆創膏は効果がありません。
日頃からきちんとした肌のケアをすることで治すことができます。
《黒ニキビ》
毛穴に詰まった皮脂が空気に触れて酸化してできるニキビです。
白ニキビと同じく炎症を起こしているわけではないので、絆創膏では効果がありません。
毛穴の詰まりを取り除けば改善することができます。
《黄ニキビ》
炎症している赤ニキビが悪化し、毛穴の中に膿が溜まった状態のニキビです。
一見、絆創膏で治せそうですが膿が溜まってしまったこの状態では効果がありません。
なので赤ニキビの段階でしっかりと対処しておけば膿が溜まるのを防げます。
なんと絆創膏は赤ニキビ以外には効果がないのです。
正しい絆創膏の貼り方
①1日1回、夜の洗顔をする
②ニキビに薬を塗る
③絆創膏を貼る
→この時、絆創膏はふわっと貼るようにします。
ぴったりと貼ると毛穴を塞いでしまい逆効果です。
また、圧力がかかるのでニキビが潰れてしまうという可能性もあります。
④朝起きたら絆創膏をゆっくりと剥がし、ニキビ部分は優しく且つしっかりと洗う
ニキビが治るまで①~④を繰り返します。
万が一行っている途中で絆創膏によって皮膚が蒸れたり、発疹や発赤を生じたら中止してくださいね。