老けた印象や疲れた印象を与える目の下のクマ。
一生懸命メイクで隠しても、時間が経ったらまたクマが出てきたという経験をした人も多いでしょう。
そんな目の下のクマの応急処置としてオススメの方法があるんです。
今回はすぐにできる方法を紹介しますね。
クマの原因は?すべてのクマで可能?
残念ながら、今回紹介する方法は『青クマ』にのみ効果を発揮します。
実は一口にクマといっても『青クマ』『茶クマ』『黒クマ』があるんです。
青クマは年齢に関係なく出てくるクマで、目の下が青っぽくなっているのが特徴です。
できる原因は目の周りの血行不良です。
他にも、
・新陳代謝の低下
・冷え
・疲労
・睡眠不足
・ストレス
なども原因となります。
特に疲れた翌日や睡眠不足の時に青クマができる人が多いようです。
また、色白肌の人は青クマが出やすいようです。
ちなみに茶クマは、摩擦や紫外線や化粧品などの刺激による皮膚の色素沈着が原因で、年配の人に多く出るクマです。
黒クマは顔のむくみや頬のたるみ、肌の弾力低下などにより、目の下に影ができることが原因です。
クマの応急処置の方法は?
実はスプーンを使ってクマを解消できるんです。
ただし、先ほども書いた通り青クマにしか効果を発揮しないので注意してください。
青クマは血流の悪化で起こります。
つまり目元の血行を良くすればクマも薄くなるのです。
そのために使うのがスプーンです。
スプーンを使った方法はいくつかあるので見ていきましょう。
《スプーンだけを使った方法》
これが基本となる方法です。
前日から準備する必要はなく、朝起きてすぐにできます。
やり方は、
①コップに40℃くらいのお湯と冷たい水を入れたものを用意する
②大き目のスプーン(カレースプーンなど)をそれぞれのコップに入れておく
③余分な水気を取って温かいスプーンを目の下の青クマに30秒程度当てる
④スプーンをお湯に戻したら、次は冷たいスプーンを目の下のクマに30秒程度当てる
5回程度③と④を繰り返したら完了です。
スプーンは裏のカーブ部分を当てるようにして使いましょう。
これは熱伝導率を使って目の下の血行を良くするという方法です。
温めと冷やしを交互に行うことで血管が拡張・収縮し、それにより血流が良くなります。
なのでゴリゴリと強くマッサージなどはしないようにしましょう。
《ぬるま湯洗顔+スプーンを使った方法》
これは朝に顔を洗う時にできる簡単ケアです。
顔を洗う時に行うので、時間がない人でも簡単にできます。
やり方は、
①大きめのスプーン(カレースプーンなど)を冷蔵庫で前日の夜から冷やしておく
②朝38~40℃くらいのぬるま湯で顔を洗う
③冷蔵庫で冷やしておいたスプーンで、目の下の青クマに軽く当てる
以上で完了です。
これは1~2回しか冷たいスプーンが使えないので、青クマの状態が軽い時に効果を得られます。
軽くないと、何本もスプーンを冷蔵庫で冷やしておく必要があります。
日頃からしつこい青クマに悩まされている場合には、この方法はあまり向いていません。
これ以外にも、
・蒸しタオル+スプーンを使った方法(クマだけでなく血行不良で顔色が悪い人にオススメ)
・リンパマッサージ+スプーンを使った方法(青クマがずっと消えない『万年青クマ』で悩んでいる人にオススメ)
などがあります。
まず自分が青クマなのかどうかを確認し、青クマであればぜひ試してみてくださいね。