いつの間にかできてしまうニキビ、早く治したいですよね。
そんなニキビに目薬が効果的という話があります。
今回は『本当に効果があるのか?』そして『悪化する可能性はないのか?』という点について書いていきますね。
ニキビに目薬は効果ある?
ニキビに目薬が効果的かどうかという疑問ですが・・・。
確かにニキビが改善されたという報告はあります。
しかしどの目薬でもいいというわけではないようです。
ではニキビに効果の期待できる目薬を選ぶポイントを見ていきましょう。
①有効成分が含まれているか?
一口に目薬といっても、保湿力を高めるもの、花粉症などのアレルギー用、コンタクトレンズ専用のもの等、様々です。
ニキビに効果が期待できるのは有効成分『塩酸テトラヒドロリゾン』が含まれた、充血用の目薬です。
目の充血は血管の膨張で起きるのですが、この有効成分を使用する事で血管を収縮される事ができます。
赤みを緩和し、ニキビを小さい段階で改善する事が可能です。
②炎症を抑えられるかどうか?
アクネ菌が増殖すると肌が炎症を起こします。
その際に活性酸素が発生し、細胞を傷付けてしまいます。
そこで血管収縮ができる目薬を付けることで、炎症を緩和しダメージを防ぐ事ができるんです。
そうする事でニキビを小さい状態で治す事が可能となります。
③ビタミン類が含まれているか?
皮脂分泌を抑えるビタミンB6、B5と炎症を抑えるビタミンEが含まれているものがいいでしょう。
できてしまったニキビに効果が期待できます。
また、ビタミンB類はニキビやニキビ跡に効果が期待できる成分です。
ちなみに、ニキビの跡には充血用の目薬が良いといわれています。
・抗酸化作用や血行促進作用によって細胞の老化を防ぐビタミンE
・炎症を抑え、ダメージを回復するグリチルリチン酸ジカリウム
・皮脂量を調整するビタミンB
が含まれているからです。
悪化する可能性は?
目薬は本来目に使うものであって、ニキビ用の薬ではありません。
なので、肌トラブルを助長させる可能性もあります。
例えば炎症のあるいわゆる『赤ニキビ』には効果がありますが、膿んだニキビに使用するのはNGです。
何故なら、アクネ菌の殺菌力はないからです。
不安ならむやみに自己流の治療はしないで、医師に相談する事をオススメします。