化粧水を使っていて、ピリピリしたという経験はありませんか?
これは浸透しているからなのでしょうか?
また生理前にピリピリすることが多いという話がありますが、何か関係しているのでしょうか?
今回は上記の内容について書いていきますね。
化粧水がピリピリするのは何故?
結論からいうと化粧水をつけた時にピリピリするのは、浸透しているからではありません。
これは生理前という状況が関係している可能性が高いのです。
生理前でなければ、敏感肌の可能性などが考えられます。
今回は生理前にピリピリする理由について見ていきましょう。
《理由①》黄体ホルモンの働きによる
生理前になると肌が荒れる人がいます。
これは女性ホルモンが関係しているんです。
生理が始まる1週間前から黄体ホルモンの分泌量が増えてくるといわれています。
このホルモンの影響でオイリー肌になってニキビなどの肌荒れに悩まされる人は多いです。
更に厄介なのは、黄体ホルモンの増加により『抗菌ペプチド』という菌が減ってしまいます。
抗菌ペプチドにはニキビの原因となるアクネ菌を抑える効果があるのですが、減少することで肌のバリア機能が低下してしまうのです。
《理由②》肌の乾燥から敏感肌に
黄体ホルモンの増加でバリア機能の低下した肌は乾燥しやすいです。
また外部からの刺激を受けやすくなっています。
つまり生理の1週間前から分泌量の増える黄体ホルモンの影響で肌が乾燥して敏感肌になり、化粧水が刺激となっているというわけです。
生理前の敏感肌を改善するには
生理前の敏感肌ですが、改善することができます。
では改善するにはどうすればいいのか、その方法を見ていきましょう。
《低刺激のスキンケアを意識する》
敏感肌は肌のバリア機能が低下しています。
なので界面活性剤などの強い洗浄力のある洗顔料やクレンジング剤は避けましょう。
また、合成香料や着色料、アルコール、防腐剤といった成分も肌にとって負担となります。
なるべく『敏感肌用』と記載されているスキンケア商品を選ぶのがいいでしょう。
洗顔やクレンジングをする際はゴシゴシ擦らないようにし、手に力を入れずに優しく洗うようにしてください。
《保湿ケアで肌のバリア機能をアップさせる》
肌のバリア機能をアップさせるためには保湿ケアは重要です。
お風呂上がりに、肌に潤いを与えてくれる成分が配合されている化粧水や乳液などを使うといいでしょう。
セラミドやヒアルロン酸、コラーゲンといった角質層にまで潤いを与えられるような保湿成分が配合されたものがオススメです。
《ピリピリするなら普段のケアはお休みする》
肌のバリア機能が低下している時は、刺激物が入り込みやすくなっています。
なので普段と同じスキンケア化粧品を使っても刺激となってしまう場合があります。
そんな時は普段のケアをお休みしましょう。
ワセリンなどの染み込まないようなスキンケアをするといいですよ。
他にも規則正しい生活や食事にも気を配ると改善される可能性がグンとアップします。
化粧水がピリピリして悩んでいる人は是非スキンケアや生活習慣を見直してみてくださいね。